研究課題/領域番号 |
02353016
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
酒井 均 東京大学, 海洋研究所, 教授 (00033126)
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研究分担者 |
高橋 正征 東京大学, 理学部, 教授 (50111357)
石渡 良志 東京都立大学, 理学部, 教授 (90087106)
乗木 新一郎 北海道大学, 水産学部, 助教授 (80109511)
平木 敬三 近畿大学理, 工学部, 教授 (70088368)
野崎 義行 東京大学海洋研究所, 助教授 (70126142)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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キーワード | 海洋 / フラックス / 地球圏 / 生物圏 / 物質循環 / 陸源物質 / 熱水冷水活動 / 生物生産 |
研究概要 |
本研究は,平成3年度より発足する重点研究領域「オ-シャンフラックスー地球圏・生物圏におけるその役割」に関する研究計画・組織などの立案・検討をすることを目的としたものである。このため平成2年10月上記重点領域の立案に当初より参画し、計画研究各班の代表者に予定されている研究者により、第1回の実行委員会を開催した。この委員会において、各班の研究計画を再検討し、重点領域を次の4つの研究項目にしぼることを決定した。 A01:陸源物質の性質とフラックス、及びそれらが海洋の生物生産活動に及ぼす影響 A02:表層生物過程が炭素、その他の生元素の循環に果たす役割。 A03:海底の熱水冷水活動が、オ-シャンフラックスに与える影響の評価 A04:オ-シャンフラックスに対する海洋循環の役割。 これをうけて、同年12月21日東大海洋研においてシンポジウムを開催し、各研究項目に関する研究の現状と展望が約20名の研究者により報告され、熱心な討議がなされた。 更に2月10日には、第2回実行委員会を開催し、具体的な研究計画を立案した。これらの成果は既に報告書として印刷中である。計画の立案にあたっては,国内において今後の進展がみこまれる研究はもとより,国際的共同研究(特にJGOFS)との協調体制についても最大限の考慮を行なった。さらに計画研究の間隙を効果的に補足かつ新鮮な発想をとり入れるべく,斬新なテ-マの公募研究の検討作業を進めつつある。
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