研究課題/領域番号 |
02354012
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
片桐 一 旭川医科大学, 医学部, 教授 (10041823)
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研究分担者 |
雨宮 浩 国立循環器病センター研究所, 部長 (80009563)
猪子 英俊 東海大学, 医学部, 助教授 (10101932)
吉田 孝人 浜松医科大学, 医学部, 教授 (90041847)
十字 猛夫 東京大学, 医学部, 教授 (20009997)
笹月 健彦 九州大学生体防御医学研究所, 教授 (50014121)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
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キーワード | MHC / HLA / HLAタイピング / 移植抗原 |
研究概要 |
第11回国際HLAワ-クショップが、1991年11月、日本(横浜市)で開催される。このワ-クショップを成功させるために、又HLAの分子医学及び生物学的研究を開展させることを目的として、日本国内でHLAの研究に活躍している総合研究(B)研究分担者が一同に会して、研究情報交換、将来の研究協力体制の確立等を討議する班会議を開催した。第1回班会議(平成2年7月22,23日)を旭川市に於いて、第2回班会議(平成3年1月7日)を福岡市で開催した。これらの会議で、国際HLAワ-クショップのために必要な研究材料の開発、方法論の検討が討議され、その統一が計られた。そして今後の研究を推進する必要があるとみなされた主な題目として、 1.HLA遺伝複合体の遺伝子構成 2.HLA遺伝子の多型性の分子進化 3.HLA遺伝子の発現調節 4.HLAに免疫応答機構に関与する分子機構 5.HLAの疾患感受性、低抗性にかかわる分子機構 6.移植免疫におけるHLAの関与と免疫抑制剤の効果 7.分子レベルのHLAタイピスグの確立 の研究課題が挙げられた。これらには未解決の部分が多数含まれ、研究を推進し早急な成果達成のために全国レベルでの協力体制を継続することが重要であると結論された。そして研究推進のために、重点領域研究の必要性について継続協議していくこととなった。
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