研究課題/領域番号 |
02354030
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研究種目 |
総合研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
大塚 正徳 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (60013801)
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研究分担者 |
矢内原 昇 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (80046250)
井川 洋二 東京医科歯科大学, 医学部, 教授 (40085618)
佐藤 昭夫 東京都老人総合研究所, 副所長 (60072980)
熊澤 孝朗 名古屋大学環境医学研究所, 教授 (20022775)
中西 重忠 京都大学, 医学部・免疫研究施設, 教授 (20089105)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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キーワード | 痛覚 / 無髄C線維 / 内因性活性物質 / 痛みの伝連達機構 |
研究概要 |
本総合研究Bでは、平成3年度より発足する重点研究「痛みの伝達機構と内因性活性物質」の準備として、具体的な研究計画を作成し、さらに班会議を開催して今後の研究体制について話し合った。 1.重点研究の研究計画の準備:総括班班長(研究代表者)、計画研究班第1と第2班の班長を中心として、班員全員により、重点研究をどのように進めるか、具体的な研究計画、研究経費の試案等を作成した。 2.班会議の開催とその概要:平成3年1月26日(土)、東京医科歯科大学医学部において、班員全員が集まって班会議を行い、研究分担の確認、計画、研究協力体制について話し合った。 (1)班員の代表4名より、最近の痛み研究の分野における問題として、タキキニン受容体の分子解析、神経機能とがん遺伝子、痛み研究へのアプロ-チ等について提起してもらい、解決の糸口に関して討論を行った。 (2)計画研究第1班の各班員より、痛覚の伝達に関与する内因性活性物質とその受容体・受容機構に関する生化学的、分子生物学的、細胞生物学的研究の研究概要と計画について報告を受け、また計画研究第2班の各班員より、遅い痛みを伝える一次求心性C線維の末梢および中枢内伝達機構に関する生理学的、解剖学的、臨床的研究の研究概要と計画について報告を受けた。以上の各班員からの報告に基づき、今後の研究の進め方・問題点について討論を行った。また班員相互間の研究の関連性について連絡を取り合い、研究が有効に行われるよう研究分担および協力体制について話し合った。 (3)総括班班員より、班員全員の研究報告を総括してもらい、今後さらにとりあげるべき痛み研究の問題点、今後の研究の方向性などについて班員全員で討議した。
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