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東京芸術大学所蔵エンブレム本に関する美術史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02401002
研究種目

一般研究(A)

配分区分補助金
研究分野 美術史
研究機関東京芸術大学

研究代表者

辻 茂  東京芸術大学, 美術学部, 教授 (20015225)

研究分担者 佐藤 直樹  東京芸術大学, 美術学部, 非常勤講師
吉澤 京子  東京芸術大学, 美術学部, 非常勤講師
望月 一史  東京芸術大学, 美術学部, 非常勤講師
越 宏一  東京芸術大学, 美術学部, 助教授 (60099934)
佐々木 英也  東京芸術大学, 美術学部, 教授 (50000394)
向川 惣一  東京芸術大学, 美術学部, 非常勤講師
千葉 通夫  東京芸術大学, 美術学部, 教授 (40023965)
研究期間 (年度) 1990 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1992年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 8,500千円 (直接経費: 8,500千円)
キーワードエンブレム / エンブレム本 / シンボル / 標章 / 西洋美術史 / 寓意図像
研究概要

東京芸術大学付属図書館に所蔵されているエンブレム本のコレクションは、16〜18世紀のイタリア、オランダ、フランス、ドイツ、イギリス、スペインの欧州各国において刊行された書籍77冊(タイトル別件数にして83点)からなっている。エンブレム本の創始者と言われるアルチャーティの書は、各国語の版9つを数え、その他、ジョーヴィオを含む16世紀のイタリアのエンブレム本30点、17〜18世紀のオランダ・ベルギーのエンブレム本28点などが主要なもので、わが国では唯一の貴重なコレクションである。
3年間に及んだ本研究の目的は、次の2つに分けられる。第1は、これらのエンブレム本の全頁を、光ディスクに入力することによって、資料の保存と、使用の便宜を図ることである。第2は、主要著者のテキストをはじめとして極力すべてのテキストを解読し、比較研究を行うとともに、個々のエンブレムについて適切なキーワードを抽出し、右のデータに加えて入力することである。
まず第一の入力作業は、当初の計画どおりに、コレクションのすべての本のすべてのページの入力を完了した。その結果、書名、著者名からの検索、閲覧が可能になった。第2の、テキストの講読とキーワードの送定と入力の作業には、今後も担当の努力の継続を必要としており、しかし、それが整備された暁には、我が国におけるエンブレム研究にとって、まことに測り知れぬ意義があるものと期待される。

報告書

(4件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 佐藤 直樹: "神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世の凱旋門における「エジプト象形文字の神秘」の図像学的解釈" 美術史. 133. 1-14 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Naoki SATO: "The Triumphal Arch of Maximilian I - Iconographical Interpretation of "Mystery of the Egyptian Hieroglyphs"" Bijutsushi. 133. 1-14 (1993)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1992 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 佐藤 直樹: "神聖ローマ皇帝マクシミリアン一世の剴旋内における「エジプト象形文字の神秘」の図像学的解釈" 美術史. 133. 1-14 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤 直樹: "神聖ロ-マ皇帝マクシミリアン一世の凱旋門ー「エジプト象形文字の神秘」の図像学的解釈ー" 美術史. 133. (1993)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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