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近代神道の変容に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02451004
研究種目

一般研究(B)

配分区分補助金
研究分野 宗教学
研究機関皇学館大学

研究代表者

岡田 重精  皇学館大学, 文学部, 教授 (40097811)

研究分担者 新田 均  皇学館大学, 神道研究所, 助手 (50208253)
本澤 雅史  皇学館大学, 文学部, 講師 (70174349)
白山 芳太郎  皇学館大学, 文学部, 助教授 (20121519)
櫻井 治男  皇学館大学, 文学部, 助教授 (00087735)
伴 五十嗣郎  皇学館大学, 文学部, 教授 (60173118)
研究期間 (年度) 1990 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード近代神道史 / 国家神道 / 宗教行政 / 神社明細帳 / 土佐神社 / 足立山妙見官 / 足立山妙見宮 / 大和神社 / 尾鷲神社
研究概要

本研究は、明治初期から中期にかけて大きく変化した神社及び神道に焦点をあて、それらへの行政的側面とその実態とを、中央官公庁の資料とムラ社会における状況とを有機的に連関させ、近代の宗教行政の具体的展開につき綿密な調査を行い、その相互関係と近代神道の変容とを実証的に研究するものである。そのために、以下の各項目における調査及び研究の目標を設定して進めた。
(1)研究対象となる資料の調査・収集と整理を行う。(2)近代の変容を経験している神社及びムラ社会の実態調査を行う。(3)明治初期より中期における神社及び神道の状況を明確化した上で、その後の展開と変容の実態を具体的にたどる。(4)通時的文脈における状況の分析と共時的文脈における分析とを有機的に連関させることを考慮して、神社・神道のみならず、他宗教の状況も視野にいれて究明する。以上の各項について、本研究では、資料の調査及び実態調査の対象を次のように設定して進めた。
(a)中央官公庁及び地方行政機関所有の神社・神道・宗教関係行政資料の調査・収集と分析。そして、従前の研究では明白な把握と研究上の資料的価値について明確化されていない全国の『神社明細帳』につき、それら種別並びに所在についての調査を実施し、そのリストを作成した。(b)地域社会・地方神社における神社・神道関係資料の調査と収集。これについては、近代に定められた社格の上で異なった種類の神社の文献資料調査と目録の作成。並びに研究上必要な資料の収集と分析を進めた。そして収集した文献資料は、今後の研究上の便宜を考慮して、他の研究者に利用されるように配慮した。(c)近代以降に区分された神社については、より国家的な関係が強くなった、いわゆる「官社」と地域に密接した「民社」とがどのような変容を受けたのかを、その制度面並びに祭祀面の上で具体的に明らかにした。

報告書

(4件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岡田 重精: "土佐神社の斎篭祭ー意味と変容ー" 皇学館大学神道研究所紀要. 9. 1-21 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 井後 政晏: "熱田神宮「花の頭」の行事ーその起源と変容についてー" 皇学館大学神道研究所所報. 44. 9-12 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書
  • [文献書誌] 櫻井 治男: "明治末期の神社整理と稲荷社ー伊勢市の事例に即してー" 朱(伏見稲荷大社). 36. 80-89 (1993)

    • 関連する報告書
      1992 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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