研究課題/領域番号 |
02451069
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
民事法学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
加賀山 茂 大阪大学, 法学部, 教授 (20169379)
|
研究分担者 |
門 昇 大阪大学, 法学部, 講師 (40127212)
野村 美明 大阪大学, 法学部, 助教授 (20144420)
松浦 好治 大阪大学, 法学部, 教授 (40104830)
|
研究期間 (年度) |
1990 – 1992
|
研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
|
配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
|
キーワード | コンピュータを利用した情報の整理 / 論文作成支援プログラム / コンピュータを利用した自主トレーニングプログラム / 法律デ-タベ-ス / 判例デ-タベ-ス / 法律エキスパ-トシステム / 自学自習トレ-ニングシステム / デ-タベ-ス利用マニュアル / ビデオ教材 |
研究概要 |
従来の法学研究の中心は、講義と演習である。しかし、最近の法律問題を十分に理解し、妥当な解決を図るには、大量の資料や情報の効率的な処理作業を必要とする。このような新しい作業を学生に修得させるためには、コンピュータをはじめとする機器を駆使した教育システムを開発する必要がある。この研究の遂行は、法的思考方法の分析だけでなく、法情報の構造分析、法的弁論の構造・機能の分析などに関する突っ込んだ検討が不可欠である。このような観点に立って、本年度は以下の研究を行った。 (1)海外データベースLexis及びWestLowの利用マニュアルについて、利用者の要望を聴いて改訂を行った。 (2)不法行為法エキスパートシステムを作成し、授業の一環として利用し、システムの向上を図った。 (3)コンピュータを利用した情報の整理・論文作成支援プログラムを法学部の「法情報学」の授業の一環として利用し、プログラムの評価と改訂を行った。学習の成果は学生が自主編集した成果報告書(法情報学93.別添)として学内で公表するとともに、研究の成果の一部は阪大法学42巻1号に発表した。 (4)法情報データベースの利用自主トレーニングシステムを大学院生及び学生に公開し、利用の向上とプログラムの改訂に当った。その成果は学生達がディベートの模様を自主的に編集したビデオ作品となって結実した。
|