研究課題/領域番号 |
02451073
|
研究種目 |
一般研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済事情・政策学
|
研究機関 | 慶応義塾大学 |
研究代表者 |
鵜野 公郎 慶応義塾大学, 総合政策学部, 教授 (20095582)
|
研究期間 (年度) |
1990 – 1991
|
研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
|
配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1990年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
|
キーワード | 技術 / 投資 / 貿易 / ハイテク / 技術革新 / 研究開発 / 特許 / 日本経済 / technology / technological progress / technological diffusion / CIM / international trade / investment / Japan / United States |
研究概要 |
国際経済関係における新しい潮流を分析するため、(a)技術、(b)資本形成、および(c)国際貿易、の3側面からアプロ-チした。この研究によって得られた知見のうち主なものは次のとおりである。 (1)国際関係における新しい局面として、貿易・投資・技術面での国際化の進展、日米を始めとする主要国における貯蓄・投資バランスの変化、米国経済の空洞化、アメリカ・アジアNICS・日本の3極構造の形成、日本の産業構造のサ-ビス化・ハイテク化のなかでの資源保有国旧ソ連との経済関係の再構築などを検討。 (2)研究開発投資と産業連関を通じたベネフィットの流れの分析、世界特許申請マトリックスによる日本の技術力の分析。コンピュ-タ・コミュニケ-ション・コントロ-ル・テクノロジ-の普及プロセスの分析。 (3)日米の投資動向、資金循環表を用いた投資金融の分析、設備投資に関するコンバ-タ(産業連関表ベ-ス)を用いた資本形成と技術変化の分析、資本の平均年齢(ビンテ-ジ)と成長要因分析。 (4)国際貿易の新傾向に対する貿易障壁、投資障壁の影響の検討、ハイテクと輸出の関係の分析。国際収支に関して、商品貿易、サ-ビス貿易、技術貿易、資本収支、為替レ-トの分析。 (5)多部門産業モデルCOMPASSへの上記の技術要因の組み込みの検討。これにより各要因を個々にではなく体系的に分析することが可能になった。
|