研究課題/領域番号 |
02451094
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
家政学
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研究機関 | 目白学園女子短期大学 |
研究代表者 |
中島 明子 目白学園女子短期大学, 生活科学科, 教授 (30113294)
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研究分担者 |
鈴木 浩 福島大学, 行政社会学部, 教授 (20124589)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | イギリス(英国) / 地方自治体 / ハウジング・マネージメント / 住宅政策 / 借家人参加 / 公営住宅 / シェルター / 社会住宅 / ハウジングマネージメント / イギリス / ハウジング・マネ-ジメント / 居住者参加 |
研究概要 |
平成2年度において資料収集及びヒアリングを含む予備的研究、平成3年度に本格的研究を実施し、平成4年度は補足研究と成果のまとめを行った. 1.大量に供給されたイギリス地方自治体の公営住宅において、1960年代末期から、管理への借家人参加が求められ、1970年代の試行を経て、1980年代の保守党による公営住宅解体政策と結合して展開した、居住者の自発的意欲に依拠した管理方式は、住宅サービスの分権化を実施している自治体、環境省による優先団地改善事業、コーポラティブ等で展開され、概して成功しているが、末だに過渡的段階により問題もみられる。 2.居住者が自らの住宅を維持改善したり、よりよい住宅を求めたり、又住宅問題に直面した場合、これを支援する民間のボタンタリー組織が多様な形で存在する点がイギリスの特微である、ここでは取り組みの内容により分類して紹介した、そしてこれらの組織が居住者の住宅問題の解決に大きな役割を果たし、住宅政策を変える役割ももっていることが明らかになった. 3.住宅に関する居住者支援組織の中で最も大きい組織である"シェルター"について、より詳細に紹介した、1992年に25周年を迎え、人間らしい適切な負担による安心して住める住宅を人間の基本的権利として保障しようと活動を展開している. 4.イギリスの'80年代の住宅政社を概観するために、ピーター・エムスによる『社会住宅』の内の英国に関して翻訳を行った. 5.本研究の全体を関連して住宅の所有形態と住居関理との関係について.笠原秀樹により寄稿して項ぎ載せている.
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