研究課題/領域番号 |
02452051
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理学一般
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研究機関 | 高エネルギー物理学研究所 |
研究代表者 |
大原 謙一 高エネルギー物理学研究所, データ処理センター, 助手 (00183765)
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研究分担者 |
中村 卓史 京都大学, 基礎物理学研究所, 教授 (80155837)
石川 正 高エネルギー物理学研究所, データ処理センター, 助手 (90184481)
鈴木 厚人 高エネルギー物理学研究所, 物理研究部, 助教授 (00100818)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
6,300千円 (直接経費: 6,300千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
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キーワード | 数値シミュレーション / スーパーコンピュータ / コンピュータ・グラフィックス / 天体物理学 / コンピュ-タ・グラフィック / 数値物理学 / 一般相対論 / コンピュ-タ-シミュレ-ション / コンピュ-タグラフィック / 相対論的天文学 |
研究概要 |
自然界の多くの現象は、一般に難解な微分方程式に従う非線形でしかも対称性のない動的な現象である。これらを理解するためには、種々の簡単化を行なわざるをえなかったが、近年のコンピュータ、特にスーパーコンピュータの発達のおかげで、一般的で複雑な問題が取り扱えるようになってきた。しかし、ここで問題になってくるのは、数値シミュレーション等により得られる出力データが大量であり、これをいかに処理するかということである。そのためには、出力データを図形表示するいわゆる可視化(scientific visualization)が重要である。さらに、動的な現象を取り扱う場合には、静止画像ではなく動画としての表示が必要である。これは、計算結果の解析時だけでなく、プログラムの開発段階にも当てはまる。 このような観点から、本研究では、スーパーコンピュータによるシミュレーション結果を可視化し、動画を作成するためのシステム開発を行った。ここでは、スーパーコンピュータの負荷を極力小さくするため、また、プログラム開発の容易さやプログラムの移植性を考慮し、画像作成とVTR等の記録装置の制御はワークステーションで行なうことにした。 本研究では、具体例として、天体物理学のシミュレーションへの適用に焦点を当て、2次元断面での密度等の分布の変化および3次元構造の表示のためのプログラム開発を行なった。
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