研究課題/領域番号 |
02452088
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
応用物理学一般
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研究機関 | 東京商船大学 |
研究代表者 |
久々宮 久 東京商船大学, 商船学部, 教授 (90016923)
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研究分担者 |
竹本 孝弘 東京商船大学, 商船学部, 助手 (50216941)
小林 弘明 東京商船大学, 商船学部, 教授 (70016963)
久々宮 久 東京商船大学, 商船学部, 教授 (90016923)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1990年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | NTSB / アメリカ国家運輸安全委員会 / 油濁 / 海難事故 / タンカ- / 船 / 座礁 / 海灘事故 / MAR / 海難事故報告書 / 衝突 |
研究概要 |
我々は、海難事故の研究調査体制に関する、日米の比較検討を行い、海難事故の減少という目的に近付くために、我が国の制度をいかに改善すべきかを研究することを最終目標としている。そのために、まずNTSBの活動状況を把握すべく、1975年にNTSBが創設されて以降、1988年までに公刊された海難事故調査告書と、改善勧告書とを、バックナンバ-としてそろえることを、平成2年度に実施した。海難事故調査報告書の公刊数は年によって前後するが、年平均約10冊である。これはNTSBは毎年平均約10件の海難事故の詳細な調査研究をするということを意味する。NTSBは、重大に海難な絞って、調査研究をするのである。NTSBにもオリジナルのストックがなく、手を尽くしたがコピ-も入手できなかった海難事故調査報告書が5冊、改善勧告書は全部そろえることができた。 平成2年度には、報告書類の収集と並行して、橋が関係する海難に関する事故調査報告書を3編精読して、現在我が国で建設が進んでいる大規模橋梁付近の安全運航との関係を探ることを試みた。 計画では、平成3年度は収集した報告書類のデ-タベ-ス作成を行うことにしていたが、アラスカで発生した、EXXON VALDEZ座礁事故に伴う海洋汚染を調査研究した海難事故調査報告書が入手できたので、地球環境保全問題が世界的関心事となった時点に我々の研究をマッチさせることを先行させることにして、平成2年度の後半から平成3年度にかけて、この一編の報告書の詳細研究を行い、研究用文献としての翻訳書(225ペ-ジ)を作成した。現在デ-タベ-ス作成作業中である。
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