研究課題/領域番号 |
02452158
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
情報工学
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
河原田 弘 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (00016776)
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研究分担者 |
佐藤 誠 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (50114872)
小川 英光 東京工業大学, 工学部, 教授 (50016630)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1991年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1990年度: 5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
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キーワード | 仮想空間 / 形状モデリング / 直接操作 / ヒュ-マンインタフェ-ス / 知覚サイクル / 人工現実感 / マンマシンインタフェ-ス |
研究概要 |
人間と計算機との間の自然な対話を目指す、いわゆるヒュ-マンインタフェ-スの研究分野において、最も重要な研究の一つに、計算機内三次元形状モデルの直接操作の実現問題がある。人間は実空間において、目や手・指先からの視覚、触覚、力覚などの感覚情報をほぼ無意識に利用して、積木や粘土細工のようなさまざまな三次元形状の生成、加工を行うことができる。自然なヒュ-マンインタフェ-スを実現するためには、このような三次元形状に関する作業を、計算機内に表現された形状モデルに対して仮想的に行うことができるような仮想作業空間を構成することが必要である。このような空間が構成できれば、人間の実際の手や指先を用いて形状モデルの指示、把握あるいは変形といった操作が直接的に目前の仮想空間内で行うことができ、従来にない極めて自然な三次元形状のためのヒュ-マンインタフェ-スを確立することが期待できる。本研究では、このような視点にたって、三次元形状モデルの直接操作のための仮想作業空間を実現した。以下にその研究成果を列挙する。 1.人間が実空間で行っている形状生成・加工などの作業について、実覚情報の流れの観点から分析を行った。その結果、視覚・触覚・力覚などに関する知覚サイクルが存在することを明らかにした。 2.1.で明らかにした知覚サイクルを仮想的に実現するための装置について、個々の知覚情報にごとに可能性を検討し、実際に装置の試作を行った。 3.仮想作業空間での具体的な作業として回転形状の変形作業を取り上げ、仮想回転形状モデルの自然な変形アルゴリズムを提案した。そして、2.で試作した装置と組み合わせて回転形状の作業のための仮想作業空間を構成した。
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