研究課題/領域番号 |
02453146
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 大阪薬科大学 |
研究代表者 |
石田 寿昌 大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (00111021)
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研究分担者 |
友尾 幸司 大阪薬科大学, 薬学部, 助手
加福 やよい 大阪薬科大学, 薬学部, 助手
尹 康子 大阪薬科大学, 薬学部, 助手
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
4,800千円 (直接経費: 4,800千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1990年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
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キーワード | キャップ結合タンパク質 / IF-4E / mRNAキャップ構造 / 遺伝子発現 / 認識機構 / 構造解析 / IFー4E |
研究概要 |
キャップ結分タンパク質(CBPあるいはIF-4Eと呼ばれる)は生体内にごく微量存在し、タンパク質合成開始に重要な役割を演じている。このタンパク質の生化学的および構造化学的性質を明かにすると共に、mRNAキャップ構造との特異的な認識機構を分子/原子レベルで解明することを目的として本申請課題を研究し、以下の研究成果を得た。 [1]ヒトキャップ結合タンパク質(hCBP)遺伝子(全長660塩基対)の化学合成 [2]hCBP遺伝子のpBR322ベクターへの組み込みと、大腸菌中からのヒト成長ホルモンとの融合タンパク質としての大量発現法の確立 [3]hCBPタンパク質のヒト成長ホルモンからの切り出しと単離、精製法の確立 [4]mRNAキャップ構造認識に重要に関与すると考えられる機能性アミノ酸の一連のモデル相互作用実験からの検索 [5]上記の実験より、hCBPタンパク質中のキャップ認識に重要と推定された各機能性アミノ酸残基の非機能性アミノ酸へ変換した変換体CBP遺伝子の作成法の確立 [6]一連のmRNAキャップ構造アナログの化学合成 [7]mRNAキャップ構造アナログと天然型および変換体CBPとの結合様式をUVおよび蛍光スペクトルを用いて調べ、また、キャップ構造アナログを結合させたアフィニチークロマトを用いその結合能を調べた。その結果、CBPタンパク質中の33および37番目のHis、102番目のTrpおよび105番目のGluがキャップ認識に重要であることを明かにし、その可能な認識様式を提唱した。 [8]CBPタンパク質/mRNAキャップ構造アナログ複合体の立体構造は、現在、X線およびNMRにより解析中である。
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