研究課題/領域番号 |
02455004
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研究種目 |
一般研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
広領域
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研究機関 | 帯広畜産大学 |
研究代表者 |
川端 喬 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (40003090)
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研究分担者 |
梅津 一孝 帯広畜産大学, 畜産学部, 助手 (20203581)
梅津 勝 帯広畜産大学, 畜産学部, 教授 (50142790)
西出 公之 三重大学, 人文学部, 助教授 (90125386)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1992年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1991年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1990年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | お雇い外国人 / 開拓使 / 農業技術移転 / 北海道 / エドウィン・ダン / ルイス・ボーマー / ウィリアム・フィーラー / ウィリアム・クラーク / 農業史 / 英学史 / 農業技術交流 / ルイス・ベ-マ / ウィリアム・クラ-ク |
研究概要 |
ダン、ボーマー、クラーク、フィーラー、ブラウン、ホルト、アーウィン、シェルトン、テイラーらの開拓使関係のお雇い外国人について、主に北海道大学附属図書館北方資料室、北海道立文書館、マサチューセッツ大学図書館古文書館、外務省外交史料館、ダンと町村記念事業協会、オハイオ州歴史協会に所蔵されている史料を渉猟し、主に英文によるものを転写・解読した。一応の終了を見たものについては、裏面の「研究発表」の[図書]の欄にあげたようにワーキングペーパーの形で刊行した。 とりわけ、ダンについては研究が進み、英文報文、書簡は、北大北方資料室所蔵のもの、道立文書館所蔵のもの、外交史料館所蔵のもののほぼ全てについて転写・解読を終了させた。また、ダンの『回想録』についても、ダンと町村記念事業協会と道立文書館所蔵のものの他に、米国農務省に所蔵されている原稿のマイクロフィルム、さらにそのもととなったと思われる、オハイオ州コロンバスに在住のアレン・シンクス氏所蔵の原稿のコピーを入手することができた。既に翻刻ずみであった北海道版とこれらとを比較検討したうえで、交訂版を完成させた。 クラークの影に隠れていた感のあるフィーラーについても、北大北方資料室所所蔵の開拓使関係のものと、マサチューセッツ大学図書館所蔵の家族へ宛てた私信の両方の文献を転写・解読した。これにより、クラークの場合のように、オフィシャルなものとパーソナルなものの対比が容易にできるようになった。 ケプロン、ブルックス関係の史料については、あらまし転写・解読を終えているが、刊行できるまでには至っておらず、ストックブリッジについては未着手である。申請時には英文文献についてのみを対象にしていたが、調査研究が進むにつれて和文文献の重要性を認識するようになり、ダンおよびボーマーの一部については解読・翻字・施注を進めている。
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