研究課題/領域番号 |
02555012
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理計測・光学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
前田 三男 九州大学, 工学部, 教授 (80037910)
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研究分担者 |
平川 靖之 九州大学, 総合理工学研究科, 助手 (80238344)
本田 親久 九州大学, 総合理工学研究科, 助教授 (20037881)
内海 通弘 九州大学, 工学部, 助手 (10213430)
岡田 龍雄 九州大学, 工学部, 助教授 (90127994)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
1992年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 3,200千円 (直接経費: 3,200千円)
1990年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | 誘導ラマン散乱 / 色素レーザー / 非線形光学 / 可変波長レーザー / 共鳴四波混合 / 極端紫外 / レーザー分光 / 色素レ-ザ- / 可変波長レ-ザ- / 四光子混合 / レ-ザ-分光 |
研究概要 |
ガス媒体の三次非線形性を利用した可変波長レーザーの周波数上昇変換は、真空紫外・極端紫外域では分光光源として有用である。本研究はその可変波長域を、従来困難であった波長72nm以下の極端紫外域に拡張することを目的としている。その方法として、1)可変波長ArFレーザーと色素レーザーとの二光子共鳴四波混合、2)ArFレーザーおよび色素レーザーの誘導ラマン光の間の共鳴四波混合を用いることを提案している。三年間の研究においてほぼ上述の目的を達成することができ、以下の成果を得た。 1.水素分子ガスジェットがArFレーザー波長で二光子共鳴することを利用して、ArFレーザーの共鳴第3高調波を64nm域で効率よく発生させた。 2.さらに、色素レーザー光を混合し、66.8nm台での可変波長コヒーレント光の発生に成功した。これは現在までに得られた可変波長コヒーレント光の最短記録である。 3.H_2ガスによりラマンシフトした光との間の共鳴四波混合波の発生を確認した。しかしながら、反ストークスラマン光との四波混合による短波長化はできなかった。 反ストークス光との四波混合を確認できなかった原因は集光系の収差と、ArFレーザーの出力不足にある。現在この間題を解決するため単パルスTi:サファイヤレーザーを開発しており、これを用いてさらに60nm以下の波長への挑戦を今後も続けてゆきたいと考えている。
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