研究課題/領域番号 |
02555094
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
船舶抵抗・運動性能・計画
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
内藤 林 大阪大学, 工学部, 助教授 (20093437)
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研究分担者 |
森 淳彦 株式会社森技術研究所, 所長
高木 健 大阪大学, 工学部, 助手 (90183433)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
8,200千円 (直接経費: 8,200千円)
1992年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1991年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1990年度: 4,300千円 (直接経費: 4,300千円)
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キーワード | 要素造波機 / 不規則要素造波機 / 圧力変動 / 海洋波動場 / 波スペクトラム / 吸収型造波機 / 進行波無し造波機 / 局部波なし造波機 / コブラ造波機 / 完全反射 / 完全透過 / 弾性板型造波機 |
研究概要 |
最終年度として次のような研究成果を得ることができた。 1.水平分割型造波機(コブラ造波機と名付けた。)の性能調査を今年も実施し、昨年の結果と同じ結果を得ることができた。すなわち本装置の信頼性を確認することができた。 2.水平分割型造波機は10個の要素造波機より成り立っているが、各々の要素に働く水圧変動を計測した。これは造波機を制御する場合に造波機前面の造波板に働く圧力を制御対象にするためである。この圧力変換器は直径6mmの小型のもので従来の圧力変換器に比較すると性能の良いものである。特に時間的変動の少い安定した変換器である。実験結果は、発散波の実験結果と同様に理論値と良い一致を得られた。すなわち圧力を制御信号として使うことが可能であることが確認された。 3.理論的な検討として、前手度までの規則波に関する理論を発展させて、不規則要素造波機を定義した。これは、希望する波スペクトルを持った不規則波を発生させるための造波機運動を定めた。理想化された要素として存在する造波機である。この不規則要素造波機を任意に組み合わせることによって水槽全面に不規則波動場をシミュレーションとして作り出すことができる。このことを確認した。 4.本研究課題の最終年度として、三カ年のまとめを行うため、前二年間に行われた研究の再検討を行った。その結果、初期の目的の多くを達成し得たことがわかった。 5.研究結果の一部を学会に発表し、参会者からの質問を答えるとともに新しいコブラ造波機の見学者多数を迎え、説明を実施した。
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