研究課題/領域番号 |
02555126
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
金多 潔 京都大学, 工学部, 教授 (60025830)
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研究分担者 |
金銅 秀晃 ニッコーシ(株), 技術開発部, 開発部員
金子 文夫 ニッコーシ(株), 技術開発部, 部長代理
広田 毅 ニッコーシ(株), 常務取締役
宇都宮 智昭 京都大学, 工学部, 助手 (10211773)
西澤 英和 (西沢 英和) 京都大学, 工学部, 助手 (70127116)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1991年度: 3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1990年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 高バイアス磁界 / 磁気歪効果 / 鋼構造物 / 水中 / 応力測定 |
研究概要 |
本研究の目的は、海洋構造物や護岸矢板等の水中鋼構造物の応力を現場で測定しうる磁気応力測定装置を試作開発することである。 研究成果の概要を研究経過とも関連させて要約すると以下の通りである。 1)水中載荷試験システムの構成 水中での鋼材の引張試験を行うための実験システムとして、水槽と加力装置の試作・改造を行った。アウチュエ-タの水浸部については防水型チャック等を製作した。 2)水中作動用センサ-の開発 計測・制御等の回路部については、現有の原型装置を改良した。磁気センサ-のプロ-ブに関しては水中で使用しうるシステムを開発した。 3)性能検証実験の実施 小型計算機によって自動計測が可能なシステムを構成した。更に装置の特性を水中に設置した試験片を用いて実証試験を行った結果、次の結果を得た。 ・高バイアス磁界を利用した磁気応力測定法は水中でも適用可能であり、測定精度は空気中と同程度である。 ・水中に於ても1/H^3則が成立する。
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