研究課題/領域番号 |
02557063
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
産婦人科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡井 崇 (1992) 東京大学, 医学部(病), 助教授 (40126016)
桑原 慶紀 (1990-1991) 東京大学, 医学部(病), 助教授 (20010324)
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研究分担者 |
海野 信也 東京大学, 医学部(病), 助手 (90193979)
上妻 志郎 東京大学, 医学部(病), 助手 (30143457)
岡井 崇 東京大学, 医学部(病), 講師 (40126016)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
17,900千円 (直接経費: 17,900千円)
1992年度: 3,900千円 (直接経費: 3,900千円)
1991年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
1990年度: 7,900千円 (直接経費: 7,900千円)
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キーワード | 胎児 / 人工胎盤 / 体外循環 / ECMO / 人工羊水 / ヤギ / 人工子宮 / A-V ECMO / 子宮外胎児保育 |
研究概要 |
人工羊水中胎児保育装置の開発を目的として、装置及び管理方法の改良を行いながらヤギ胎仔を対象とした動物実験を行ってきた。平成2年度において新たに安定したincubationを行う為のsystem構築を行い、平成3年度より、胎仔の各生理的パラメーターの厳密な観測に基づいた胎仔保育実験を続行した。その結果、子宮外保育中の胎仔の状態悪化が、未熟動物を対象とした体外循環による生命維持systemに本質的なものではなく、むしろ、胎仔の活発な生命活動に起因する可能性が高いことが示唆された。これを証明する目的で平成4年度に胎仔の胎動抑制による長期間子宮外保育実験を行い、これまでの記録を大幅に延長する20日間以上の安定した子宮外保育とそれに続く肺呼吸への移行を実現した。これにより、我々の開発してきたsystemが、未熟個体の長期間の維持に適したものであることが示され、今後の臨床応用の可能性が示唆された。
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