研究課題/領域番号 |
02558036
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研究種目 |
試験研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教科教育学
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研究機関 | 八戸工業高等専門学校 |
研究代表者 |
工藤 隆男 八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 助教授 (10110214)
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研究分担者 |
松橋 信明 八戸工業高等専門学校, 電気工学科, 講師 (40199831)
福田 廣夫 八戸工業高等専門学校, 一般教科, 教授 (60042131)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1992年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1991年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 運動スキル / 多元的情報合成 / 動作分析システム / 足荷重 / 教育情報工学 / 測定評価 / バイオフィードバック / 新指導法開発 / 分析システム / 情報合成 / 教育工学 / バイオフィ-ドバック |
研究概要 |
パソコンの高性能化を契機に、計測応用への関心が飛躍的に高まった。しかし、体育学の分野においては、一元的運動情報の収集・分析システムは実用化されているものの、多元的な情報の収集・分析を対象とした例はあまり見当らない。 ところで、スキーは、ゴルフ、テニスなどと並んで現在最もポピュラーな種目として普及している。スキーは種目特性として多様性であるがために、「技術」の内容も困難であり、その技術分析においても主観的要素が多い。その原因の1つには技術そのものが他のスポーツ種目に比べてより「三次元的」であり、数量的な把握が困難であるためと言える。 そこで、本研究の目的は、共同研究者の福田が提案した「足荷重」を基本とした数量的なスキー技術の分析を自動化するシステムを開発し、それを用いた科学的指導方法について検討することである。平成2年度は、システム全体を個々の機能毎に分割し、それらのアルゴリズム、ハードウェア、ソフトウェアに関する基礎的研究を独立的に遂行した。平成3年度は、前年度の基礎的研究成果を踏まえ、室内におけるウェーデルンのトレーニング・分析システムを試作した。平成4年度は、システムを評価し、問題点を改善した。 今までの研究によって、多元的な情報の収集・分析システム開発の今後の課題が明らかになった。これらの課題を解決することにより、数量的データを運動者にフィードバックする新たな科学的指導法を開発できる見通しがたった。
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