• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

学校共同体の研究ー西ドイツ教育改革の源流ー

研究課題

研究課題/領域番号 02610104
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関秋田大学

研究代表者

対馬 達雄  秋田大学, 教育学部, 教授 (90004118)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1990年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード学校共同体 / 教育共同体 / アドルフ・ライヒヴァイン / ナチズム教育 / 教育的抵抗 / 郷土(ハイマ-ト)
研究概要

19世紀末以降、学校を教師・生徒・父母の共同体ととらえる「学校共同体」の思想について、歴史的に究明することが、本研究の課題であった。
これについて、研究代表者は本年度はとくにつぎの作業をおこない成果をあげることができた。
その第一は、ワイマ-ル期前後を中心にする「学校共同体」関係の諸資料・文献を国内外の図書館をつうじて、ほぼ収集できたことである。これによって、従来まったく未知の領域であった「学校共同体」研究のための方途が拓かれることとなった。
第二に、研究代表者は研究課題の主要部分である、ナチス時代における学校共同体論の展開をアドルフ・ライヒヴァイン(1898ー1944)の活動分析をつうじて究明することができた。つまり彼がハレ教育アカデミ-教授をナチ政府によって罷免されたあと、ベルリン近傍の小村ティ-フェンゼ-の単級農村学校の教師としておこなった実践がナチズム教育体制にたいする「教育的抵抗」という意味をもっていること、「学校共同体(教育共同体)」づくりがそのために案出されたことである。
なお、この研究成果は教育史学会第34回大会(1990年10月4日ー5日)ー於:東京大学ーにおいて、「アドルフ・ライヒヴァインとティ-フェンゼ-農村学校ーナチズム体制下の教育的抵抗ー」のテ-マで口頭発表された。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 対馬 達雄: "アドルフ・ライヒヴァインとティ-フェンゼ-農村学校ーナチズム体制下の教育的抵抗ー" 思想(岩波書店). (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi