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近世後期の藩財政と蔵元商人に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02610144
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 文化人類学
研究機関山形大学

研究代表者

横山 昭男  山形大学, 教育学部, 教授 (70007152)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
キーワード大名貸 / 蔵元商人 / 米沢藩 / 新庄藩 / 藩政改革 / 酒田本間家
研究概要

1.大名貸商人史料の調査・収集
調査対象は,第1,酒田本間家の大名貸関係史料のうち,とくに,酒田市立図書館,酒田市史論さん室収集史料,本間分家(本間恒輔氏)文書,第2,鶴岡市郷土資料館所蔵の酒田鐙屋家の大名貸史料,第3,新潟県下関の渡辺家の大名貸史料,である。第2,3は,主として米沢藩関係のもの,上記関係史料を写真およびコピ-化し収集した。
2.藩財政関係史料の調査・収集
当該史料の調査は,主として米沢藩,新庄藩について行った。米沢藩関係のものは,比較的まとまったものもあるが,今回は,近年米沢市立図書館が収集した上級家屋,勘定方役人の史料を調査し,新庄藩については,広く藩政関係の史料と合わせて,調査,収集した。蔵老商人の研究は,藩政改革の動向と関連し,構造的に研究すべきであるという方法に基づいている。
3.研究報告
上記調査・研究の一部を,とくに酒田本間家と新庄藩の財政改革との関係について論文としてまとめ報告した。近世中期以後,急速に発展した本間家は,酒田間屋商人の最上位にあり,庄内藩,米沢藩および新庄藩などの,近世中,後期の藩政改革,財政改革に積極的に参画ししている。本論文は,これまでほとんど実証的に研究されたことのない,新庄藩の寛政〜文化期の財政と本間家の大名貸の構造、その歴史的意義を明らかにしたものである。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 横山 昭男: "近世中期における商業資本と藩財政ー酒田本間家と新庄藩についてー" 村上 直編 日本海地域史研究第11輯(文献出版). 243-275 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

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