研究課題/領域番号 |
02610233
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学・音声学
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研究機関 | 中部大学女子短期大学 |
研究代表者 |
新城 岩夫 中部大学, 女子短期大学・英語英米文化学科, 教授 (20043218)
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研究分担者 |
坂田 宜子 中部大学, 女子短期大学・日本語日本文化学科, 助教授 (40225800)
新城 岩夫 中部大学, 女子短期大学・英語英米文化学科, 教授 (20043218)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
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キーワード | CAIソフト / 英作文ドリル型ソフト / 学習指導システム(Learning and Teachin System) / 授業モデル(Instructional Model) / モニタリング(Monitoring) / 授業メディア(Teachin Media) / CACI(Computer Assisted Composition System) / 学習指導システム(Learining and Teachin System) / CAI / Computer(コンピュ-タ) / Feedback(フィ-ドバック) / Instructional Model(授業モデル) / Monitoring(モニタリング) / PCーSemi / SI(selfーinstruction) |
研究概要 |
大学での英作文の指導内容を検討した上で、授業のねらいを英語によるコミュニケ-ション能力、自己表現能力の向上として、そのための授業設計と教材開発を本研究のねらいとした。 個人差の大きい学習者集団の指導に当たって、本研究ではコンピュ-タの持ついろいろな機能を生かすことによって、(1)英作文に必要な基礎学力の強化、(2)個人の学習者の表現内容を重視した自己表現を目指した指導を可能にする教材開発および教授法を実際の授業実践を通して検証した。 基礎学力養成のために、英語表現に必要な基本的な構文を精選して、20課からなる「CUJC(Chubu University Junior College)英作文基礎練習帳」というCAIソフトを開発した。利用方法として、一斉授業の教材としてだけではなく、コンピュ-タ教室の全端末機のハ-ドディスクに入れて学生がいつでも利用できるような自主学習システムにした。教材制作のためのプログラミングは、学生のニ-ズや適性に応じて弾力的に改訂ができるように工夫されており、教材制作者の発想や独創性が生かされるようになっている。 自己表現をねらいとする指導では、本学の情報処理教育で使っている教育用コンピュ-タ、PCーSemi(NEC製)のモニタ-機能を使ったいろいろな作文指導のための教授法を考案し、さらに口頭発表等の学習活動を組み込んだ授業の設計をした。その中には視聴覚教材を使った英作文指導も含む。教材は実効力のあるものとし、既設のコンピュ-タ施設(前記のコンピュ-タ教室)で正規の授業および自主学習で使えるような仕様にした。教材開発は、英語教師と情報処理専門家との共同研究およびチ-ム・ティ-チングによってなされ、研究および教育実践のあり方にも示唆を得た。
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