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1987年における多国籍企業のforeignーbasedーoutputにかんする計量的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02630031
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 経済事情・政策学
研究機関明治学院大学

研究代表者

宮崎 義一  明治学院大学, 国際学部, 教授 (00017790)

研究分担者 向 寿一  立命館大学, 経営学部, 助教授 (40127147)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード経産のグロ-バリゼ-ション / 多国籍企業 / foreignーbasedーoutput(在外子会社産生額)
研究概要

戦後経済のグロ-バリゼ-ションは,世界貿易の拡大のみにとどまるものではない。企業の多国籍企業化の割合が年々拡大している事実を見落してはならない。ただ貿易統計と異なり,多国籍企業のforeignーbasedーoutputについては信頼できる統計は極めて少ない。
本研究はD.C.Stafford&R.H.Purks(ed.)Macmilan Directory of Multinationals,2vols,1989を基本資料とし各企業毎にカ-ドによってデ-タをすべて当時の為替レ-トでドル建ての数値に改め,1987年現在における世界全体の450社に及ぶ多国籍企業についてそれぞれのforeignーbasedーoutputをドルに換算して計測し,販売総額(本国内販売額+本社からの輸出額+在外子会社生産額)を計測し,それら各多国籍企業の販売総額ランキングを決定した。その第1位はGM社(1017億ドル),第2位はEXXON社(820億ドル)であり第450位はKUBOTA社(44億ドル)であった。さらにこれら450社の多国籍企業を国別に分数集計して,国別の多国籍企業販売総数,在外子会社生産額,海外進出度,現地生産・輸出比率を算定した。右の表「各国別の多国籍企業の販売総額と在外子会社生産額の規模ー1987年」がその計算結果を示している。その合計欄に明らかな如く,多国籍企業の伝外子会社生産額(450社合計)は,1987年の先進工業国からの輸出総額の71.3%にも達していることが明らかにされている。今後益々このforeignーbasedーoutputが重要な経済指標の地位を占めることになろう。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宮崎 義一: "変わりゆく世界経済" 有斐閣, 294 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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