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符号理論と代数幾何

研究課題

研究課題/領域番号 02640054
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関岡山大学

研究代表者

兼田 均  岡山大学, 理学部, 助教授 (10093014)

研究分担者 平野 康之  岡山大学, 理学部, 助教授 (90144732)
佐藤 亮太郎  岡山大学, 理学部, 教授 (50077913)
永原 賢  岡山大学, 理学部, 教授 (70032802)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードMDS符号 / ア-ク / 有限幾何 / 符号理論
研究概要

1.3次元射影空間の3又は4次曲面Sが可約であるための十分条件を得た:Sは交わる2直形を含み,各直線ごとに,直線を含む無限個の平面によるSの切口がその直線と可約な曲線であれば曲面Sは可約である。3次曲面では無限個を6個としてよいが,体の標数が2のとき次のことを証明した。直線を含む17個の平面によるSの切口がその直線と可約曲線であれば,ほとんどすべての平面による4次曲面Sの切り口はその直線と可約3次曲線に分解する。9個の平面による4次曲面Sの切口がその直線と3直線であれば,ほとんどすべての平面によるSの切り口も同様である。これらの結果の一部は日本数学会1990年度秋期総合分科会の代数学分科会で発表した。
2.上記の4次曲面に関する結果をMDS符号に対応する曲面に適用して次の結果を得た。q元よりなる有限体の標数が2,q【greater than or equal】32のとき,語長q-1の4次元MDS符号は語長q+1の4次元MDS符号に延長可能である。このことから,語長q+1の6次元MDS符号が一種類に限られることと、7次元MDS符号の最大語長がq+1であることが分かる。これらの結果はMath.Proc.Camb.Plil.Se
3.q元よりなる有限体の標数が奇素数,q【greater than or equal】17のとき,語長q-1の3次元MDS符号は語長q+1の3次元MDS符号に延長可能,従って語長q+1の5次元MDS符号は一種類に限られ,6次元MDS符号の最大語長はq+1と予想される。6次曲線の3重接線の個数と配置の研究が,この予想の解決に有効である。3重接線の研究には,テ-タ関数を利用したリ-マンによる4次曲線の2重接線の研究が参考

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Tatsuya Maruta: "On the uniqueness of (q+1)ーarcs of PG(5,q),q=2^h,h【greater than or equ " Math.Proc.Camb.Phil.Soc.110. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Isao Kikumasa: "On primitive elements of Galois extensions of finite commutative algebras" Math.J.Okayama Univ.32. (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Ryotaro Sato: "A counterexample to a discrete Korovkin theorem" J.Approx.Theory. 64. 235-237 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuyuki Hirano: "On extensions of rings with finite additive index" Math.J.Okayama Univ.32. (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuyuki Hirano: "Some characterizations of πーregular rings of bounded index" Math.J.Okayama Univ.32. (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuyuki Hirano: "Some characterizations of πーregular rings with no infinite trivial subrings" Proc.Edinburgh Math.Soc.34. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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