• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

等質複素多様体の研究

研究課題

研究課題/領域番号 02640083
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関立命館大学

研究代表者

中島 和文  立命館大学, 理工学部, 教授 (10025489)

研究分担者 石井 秀則  立命館大学, 理工学部, 助教授 (60159671)
山田 修宣  立命館大学, 理工学部, 教授 (70066744)
藤村 茂芳  立命館大学, 理工学部, 教授 (30066724)
土井 公二  立命館大学, 理工学部, 教授 (20025290)
荒井 正治  立命館大学, 理工学部, 教授 (20066715)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1990年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード等質空間 / 複素多様体 / ケ-ラ-計量 / ケ-ラ-代数 / jー代数
研究概要

交付申請書に記した研究実施計画のうち、「等質ケ-ラ-多様体に推移的に作用するリ-群とそのリ-環の構造の解明」については、以下に述べるようにかなりの成果が得られた。
1.等質ケ-ラ-多様体の正則等長変換全体のなすリ-群のリ-環は、regularケ-ラ-代数、すなわち可換ケ-ラ-イデアルとjー代数の構造をもつケ-ラ-部分代数との直交半直積である。
2.一般の推移的に作用する正則等長変換群のリ-環は、regularケ-ラ-代数のmodificationである。
以上のことから等質ケ-ラ-多様体の正則等長変換群の構造は、本質的にはjー代数とその複素ベクトル空間へのシンプレクテイワク表現を調べればわかることになる。更に、
3.jー代数については、その極大idempotentの一意性等が従来の結果より一般化された形で証明された.
これらの成果については、近い将来論文として公表するつもりであるが、その概要は「等質ケ-ラ-多様体における基本予想の解決」と題した論説の中に記して賞いた。またこの方面の研究実施にあたっては、土井公二、石井秀則とリ-群、リ-環及び対称空間について討論を行なった。
研究実施計画に記した「不変なケ-ラ-計量」の考察については、藤村茂芳と討論を行い、半単純リ-群の等質ケ-ラ-多様体の分類が従来から知られているものと少し別の形で可能であることがわかり、現在この方面の研究を進めている。また、「解析学及び代数学的立場からの等質複素多様体のファイバ-化」に関連して、荒井正治、山田修宣と討論を行った。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 中島 和文: "Homogeneons Ka^^¨hler manifolds of nonーdegenerate Ricci curvature" J.Math.Soc.Japan. 42. 476-494 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 中島 和文: "等質ケ-ラ-多様体における基本予想の解決" 数学.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 藤村 茂芳: "Indefininte Ka^^¨hler metrics of constant holomorphic sectional curvature" J.Math.Kyoto University. 30. 493-516 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 荒井 正治: "On Nonーreal Eigenvalues of Schro^^¨diger Operators in a Weighted Hilbert Space" Publ.RIMS Kyoto University.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi