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太陽ミリ波バーマトの時間的微細構造の観測

研究課題

研究課題/領域番号 02640208
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 天文学
研究機関国立天文台

研究代表者

中島 弘  国立天文台, 電波天文学研究系, 助教授 (40012877)

研究分担者 川島 進  国立天文台, 野辺山太陽電波観測所, 助手 (40234059)
関口 英昭  国立天文台, 野辺山太陽電波観測所, 助手 (40154645)
沢 正樹  国立天文台, 電波天文学研究系, 助手 (10154139)
塩見 靖彦  国立天文台, 電波天文学研究系, 助手 (00134627)
柴崎 清登  国立天文台, 電波天文学研究系, 助教授 (90023689)
研究期間 (年度) 1990 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1992年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード太陽ミリ波バーマト / 時間的微細構造 / 太陽フレア / 粒子加速 / 太陽ミリ波バースト / ミリ波電波観測 / 高時間分解 / 時間微細構造 / 高時間分解能
研究概要

本研究の目的は、ミリ波帯電波観測により太陽フレアにおける粒子加速のタイムスケールを明らかにすることである。35GHz太陽活動モニター計を使い、太陽活動の高い1990年度から1992年度の3年間、大きなフレアに焦点をあてて観測を行った。データ解析の結果、次の結論を得た。
1、35GHzで2500sfu以上のフラックスをもつイベントは、3年間で合計21個である。
2、主な観測の結論として、次のような新しい知見が得られた。
(1)時間的微細構造を、イベントの時間プロフィルのピークとピークの間の時間間隔(パルス間隔)と定義する。パルス間隔は、0.5秒から500秒の間に分布している。このうち、1秒以下のパルス間隔は、全数の7%程度である。
(2)それぞれのイベントに対し一つの平均的パルス間隔を求める。こうして求めた平均的パルス間隔は、イベントの立ち上がり時間または立ち下がり時間に比例する。しかも、同一の立ち上がり時間または立ち下がり時間に対し、平均パルス間隔が5倍ほど異なる二種類のイベント群に分類される。
3、大きなイベントの場合、粒子加速のタイムスケールは、1秒から100秒の間にある。われわれの観測の範囲では、最も早い加速のタイムスケールは、0.5秒程度である。

報告書

(4件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中島 弘: "1991年6月イベントの電波観測" 太陽圈小規模研究会集録(名大STE研).

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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