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航空機・気球搭載用レ-ザ-ヘテロダイン分光計の開発研究

研究課題

研究課題/領域番号 02640323
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 超高層物理学
研究機関東北大学

研究代表者

岡野 章一  東北大学, 理学部, 助教授 (10004483)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワードレ-ザ-ヘテロダイン分光 / 波長可変半導体レ-ザ- / オゾン / 大気微量成分 / 赤外分光
研究概要

1.以下の点で小型軽量化のための注意をはらったレ-ザ-ヘテロダイン分光計光学システムの製作を行なった。
(1)ハニカム構造の軽量光学台(寸法60cm×80cm、重量15kg)上の光学部品の配置を行なった。
(2)長時間連続動作が可能で、かつ液体窒素液面の変化によって光学系アラインメントに狂いが生ぜずまた重量軽減に寄与するように、1台の大容量の液体窒素容器の局発用波長可変導体レ-ザ-素子(2個)、光ミキサ-および波数モニタ-用赤外検出器を組み込んだ。
2.ステッピングモ-タ-による駆動で0.1゚の追尾精度をもつ太陽追尾装置を製作し、レ-ザ-ヘテロダイン分光計との光学結合を行なった。
3.航空機・気球に搭載して高々度での観測を行なう場合には気圧の低下によって液体窒素の沸点が低下し、局発レ-ザ-の動作温度が地上の場合と大幅に異なってしまう。そこで局発レ-ザ-の近傍に温度センサ-とヒ-タ-を配置しフィ-ドバックによる温度安定化が可能となるようにした。
以上のように開発されたレ-ザ-ヘテロダイン分光計によって大気吸収スペクトルの取得も確認され、航空機・気球へ搭載して観測を行なう見通しが得られた。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Taguchi,M.,S.Okano,H.Fukunishi,Y.Sasano: "Comparison of ozone profiles from groundーbased laser heterodyne spectrometer and ozonesonde measurements" Geophys.Res.hett.17. 2349-2352 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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