• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

機械の概念設計支援のための設計意図モデリング・システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 02650092
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械工作
研究機関静岡大学

研究代表者

荒井 栄司  静岡大学, 工学部, 助教授 (90135814)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1990年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードCAD / 概念設計 / 設計意図 / 修正設計 / 拘束処理 / グラフィック・ユ-ザ・インタ-フェイス
研究概要

設計の初期段階である概念設計において,設計者を支援するとともに詳細設計から生産設計,さらに工場レベルでの製造過程まで設計者の意図を伝達するためのコミュニケ-ション・ツ-ルの機能も有する設計意図モデリング・システムを開発した。その成果は以下のようになる。
(1)製品設計・生産設計・製造過程に共通した設計意図モデルの構築
概念設計から製造まで,設計意図は設計解とともにコンピュ-タ内モデルとして収納され伝達されなければならない。そのための設計意図モデルを構築した。モデルには,設計者の思考概然(意図),設計操作及びそれらの相互関係を示す流れが含まれ,予め規定された設計言語による記述の他,自然言語の使用も許している。
(2)設計意図モデリング・システムの試作
構築した設計意図モデルを生成・収納するデ-タベ-スとともに,複雑な設計過程を表現する難解な設計意図モデルをより容易に入出力し修正するためのユ-ザ・インタフェ-スを作成した。これは画面上で設計の流れを入力・修正することでデ-タベ-スを作成・修正していくグラフィック・ユ-ザ・インタフェ-スを備えており,図形と記号が統一され,ユ-ザ・フレンドリなシステムとなった。設計意図モデル中の,予め指定された設計言語による記述は,システム内で自動処理され,幾何モデラ等と結合されて設計解を自動作成・修正できる。これにより概念設計から詳細設計まで一貫した設計者の支援が行えるようななった。
(3)設計意図を利用した自動修正システムの試作
設計意図モデルを利用して,設計式等の変更,仕様等拘束条件の変更,さらに設計の流れ(考え方)自体の変更が可能な修正設計に対し,拘束条件を自動処理する修正設計システムを作成できた。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Eiji Arai,Kouji Okada,Kazuaki Iwata: "Intentinon Modelling System of Product Designevs in Conceptual Design Phase" Preprints of the 22nd CIRP International Seminar on Mannfactusing Systems. 1-12 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 一言 大輔,岡田 公治,荒井 栄司: "設計式の拘束関係を利用した修正設計" 1990年度精密工学会秋季大会学術講演論文集. 第1分冊. 449-450 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 岡田 公治,荒井 栄司: "設計意図と操作に基づく機械設計過程の記述表現" 日本機械学会第68期全国大会講演論文集. E論. 1-3 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi