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ハイブリッド状態空間表現に基づく多重周期サンプル値制御系の解析と設計:統一的解析・設計理論の確立と支援システムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 02650175
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 機械力学・制御工学
研究機関東京工業大学

研究代表者

原 辰次  東京工業大学, 工学部, 助教授 (80134972)

研究分担者 近藤 仁志  東京工業大学, 工学部, 助手 (50178422)
近藤 良  茨城大学, 工学部, 講師 (90186867)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードサンプル値制御系 / 設計支援システム / 制御系CAD / 最適制御 / 多重周期系
研究概要

本研究では、連続時間系と離散時間系との混合系を統一的に表現できるハイブリッド状態空間表現モデルを提案し、このモデルに基づいて、多重周期サンプル値制御系の特性解析および最適設計の統一的理論の確立ならびに新しい解析・設計支援システムの構築を目指した。
解析・設計理論に関しては、まず単周期系に対し、上記モデルに基づく制御系の特性解析理論(安定解析など)および最適設計法(H_2/H_∞最適設計など)を確立した。この結果は、従来の連続時間制御理論および離散時間制御理論を統一的に包含するものである。さらに、ハイブリッド状態空間表現モデルを多重周期サンプル値系へ拡張した。現在、これらの結果を併せて、多重周期サンプル値系の解析・設計理論の確立に関して検討している。
解析・設計支援システムの構築においては、基本となる(1)ユ-ザインタフェ-スモジュ-ルと(2)数値計算モジュ-ルとをオブジェクト指向の考えに基づいてネットワ-ク上のウィンドウ環境(Xウィンドウ)上に構築した。さらに、(1)シミュレ-タ、(2)特性解析、(3)最適設計の3つの応用モジュ-ルを上記基本モジュ-ルに基づいて構築した。システムの構築に当たっては、ハイブリッド状態空間表現モデルをベ-スとして、分散処理およびオブジェクト指向の考えを導入し、柔軟性ならびに操作性の向上を図った。現在、その多重周期サンプル値系への拡張を行なっている。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] P.T.Kabamba and S.Hara: "Worst Case Analysis and Design of Sampled Data Control Systems" IEEE Trans.Automatic Control.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] S.Hara,M.Nakajima and P.T.Kabamba: "Robust Stablity in SampledーData Control Systems" Proc.MTNSー91.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] S.Hara and P.Kabamba: "Robust Control System Design for SampledーData Systems" Proc.Workshop on Robust Control.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] G.Yamamoto,R.Kondo S.Hara and M.Oshima: "A distributed CAD system for control system design"

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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