研究課題/領域番号 |
02650195
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
電力工学
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
大口 國臣 茨城大学, 工学部, 助教授 (50037868)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 回転電気機械 / 不平衡磁気吸引力 / 振動 / 騒音 / インバ-タ制御 / マルチレベル電圧形整流回路 |
研究概要 |
本研究は、電動機の速度やトルク制御に用いられているインバ-タをそれと同時に不平衡磁気吸引力の制御にも用いることにより、電動機が発生する騒音と振動の低減を目的としたもので、以下の研究成果が得られた。 (1)実験システムについて 新しいパワ-デバイスIGBTを使用した装置改良に予期した以上に時間がかかり装置は一応完成したが、モ-タの駆動実験が殆ど行えなかった。しかし、この装置改良の過程において、一般のインバ-タに直流電源としても良好な特性が得られる整流回路を考案し、実際に装置を製作して実験したところ良好な結果が得られた。この回路は、1)低いスイッチング周波数で動作し、2)装置が比較的小形にでき、3)限られた範囲内ではあるが整流回路入力端電圧の位相調整が可能で、しかも、4)入力電流波形歪みが小さいという特長を持っている。 (2)インバ-タによる駆動実験について 上述の理由で実験的検討は十分には行えなかった。検討した範囲内では、不平衡吸引力抑制のために注入した電流成分の駆動トルクへの影響が予測以上に大きくなり良い結果が得られなかった。しかし、実験装置もほぼ完成したので、今後も本研究を続行する予定である。 (3)コンピュ-タシュミレ-ション 前年度得られた効果の程度は、現在行われている固定子巻線の並列接続などの対策を行った場合と変わらないことが今年度の検討からわかった。このように当初の目的に対して否定的な結果しか得られなかったが、2組のインバ-タを使用する解決策も残されているので引き続き検討を行う計画である。
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