研究課題/領域番号 |
02650428
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築計画・都市計画
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研究機関 | 昭和女子大学 |
研究代表者 |
芦川 智 昭和女子大学, 家政学部・生活美学科, 教授 (30138515)
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研究分担者 |
鶴田 佳子 昭和女子大学, 家政学部・生活美学科, 助手 (10241043)
金子 友美 昭和女子大学, 家政学部・生活美学科, 助手 (80204569)
友田 博道 (友田 博通) 昭和女子大学, 家政学部・生活美学科, 助教授 (00155582)
佐藤 豊 昭和女子大学, 家政学部・生活美学科, 助教授 (90146910)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1992年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 都市広場 / 屋外通路的空地 / 都市形態 / 都市計画 / 広場類型 / 海外調査 / 形態学的分析 / 道路と通路 / 形態論 / 屋外通路的広場 / 自動図形処理 |
研究概要 |
当研究課題は、平成2年度から4年度までの3年間の継続研究として設定されたものであるが、研究継続の期間としては第一期として10年間を考えている。そして、第一期の中での3年間は、研究の基礎づくりと、ヨーロッパを中心とした海外都市広場調査の第1ステップの開始と考えていた。研究の基礎づくりとしては、パソコンによる形態の把握手法の開発をはじめとする形態学的研究手法の設定を第一として、それに多変量解析の手法の適用を加えて、都市広場を対象として研究するための手法開発を行うことを課題としてきて、この3年間で、初期の目的は達成できたと考えている。海外都市広場調査の遂行として、この3年間で3回の海外調査を企画し、実施してきた。その意味でヨーロッパを中心とする海外調査の第1ステップを踏めたと評価できるであろう。海外都市広場調査の第1回には東欧4ヵ国とイタリア、ドイツで行い、第2回には、東欧3ヵ国とトルコ、ギリシャ、イタリアで行い、第3回にはトルコとギリシャで行った。東欧を中心にその延長でバルカンのトルコギリシャをまた、アジア側のトルコおよびイタリアと、いずれも東欧からの延長で3回の調査が行われ、一つの連続した調査地域として第1ステップ調査の意味付けがなされている。当研究の成果を箇条書きにすると以下のようになる。 1。東欧を中心とする都市広場の類型を把握できた 2。広場の形態に対して、コンピューターの自動図化手法の適用を行った。 3。広場の形態を判断するカテゴリーを設定して数量化III類を適用した。 4。多変量解析の結果、広場の主要概念を抽出し、パターン化が出来た。 以上の結果から次のテーマとして、「都市のセンター概念に関する形態学的研究」を導入することが出来た。
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