研究課題/領域番号 |
02650452
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源開発工学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
斎藤 敏明 京都大学, 工学部, 助教授 (90056151)
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研究分担者 |
柳谷 俊 京都大学, 工学部, 助手 (00259128)
松本 義雄 (松本 義明) 京都大学, 工学部, 助手 (00026022)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 時間依存特性 / 破壊後特性 / 岩盤不連続面 / せん断特性 |
研究概要 |
研究成果の概要は次のようである. 1.変位制御による三軸圧縮試験によって、破壊後一旦安定した状態に保ち、この試験片に対して再試験を行うことにより破壊後領域での材料特性について実験的に検討する方法を確立した。 2.三軸応力状態での時間依存特性は、静水圧応力成分の時間依存特性は無視できるため、差応力や差ひずみを用い破壊時のそれらの値で正規化した無次元量で表現すれば、従来の飯学モデルを用いることができる。 3.破壊後領域の挙動は、破断面や破壊様相を考慮せず、一様な連続体としてモデル化する事がある程度可能である。 4.破壊後領域の挙動はBurgers Modelにスライダ-を付加したモデルによって表現することが可能である。 5.破壊後の残留強度の大きさは、軸方向ひずみ速度に依存する。 6.破壊後領域での強度に対する時間依存特性は、クリ-プ状態での強度変化を検討しなければならないが、これはひずみ速度一定試験や応力緩和試験で求められた係数を用いて計算することができる。
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