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結合関係表入力による有機化合物基礎物性推算・検索システムEROICAの完成

研究課題

研究課題/領域番号 02650593
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 工業物理化学・複合材料
研究機関東海大学

研究代表者

米田 幸夫  東海大学, 開発技術研究所, 教授 (80010651)

研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード有機化合物 / 物性推算 / 物性 / 推定 / 検索 / 結合関係表 / EROICA / 推算
研究概要

1.EROICAの高信頼度の推算法の確立. すべての物性に共通して,(a)高歪み化合物を含む環式化合物(基礎団)の種類の拡充,(b)化合物命名法にならった,母環の変形(ーa命名法),合成(縮合・架橋・併合)によって,実測値の無い母環の物性値の推算,(C)第2隣接基の効果の記述の拡大,などの新たな処理方法を開発した。また,物性推算の基礎である気相・液相熱力学デ-タ推算法については,ほぼ予定通り進捗した。蒸気圧・蒸発潜熱の推算法については,Prausnitzによる新たな推算法の開発を試みたが,望ましい結果が得られず,まずTc,Pcを推定し,これから蒸気圧を推定する方式を開発中である。
2.デ-タ-ベ-スの更新・拡張. 書式を変更し,物性値の単位をSI系に統一した。 649化合物の分配係数デ-タを含む,物性デ-タ約8,000記録,新化合物約830個を追加した。
3.システムおよびユ-ザ・マニュアルの整備. EROICAおよびENCODEについて約200ペ-ジのマニュアルのパソコン入力を行なった。
4.入力方法の改善. 任意の結合関係表をCHEMO示性式に変換するENCODEサブシステムのヘテロ基(官能基)変換部分を強化した。一方,印刷および手書きの化学構造式の自動解読パソコン・システムSF/ICONの構築し,結合関係表入力を大量・迅速に行うためのシステムの実用化への目処をつけた。これは英数字を含むアナログ情報である化学構造式をイメ-ジ・スキャナ-で入力し,市販のパソコン・ソフトと,自製のFORTRANパソコン・プログラムとを統合することによって,解読するものである。

報告書

(2件)
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 米田 幸夫: "文字入りの立体化学構造式の解読" 第13回情報化学討論会構演要旨集. 33-36 (1990)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 米田 幸夫: "文字入りの立体化学構造式の解読" 第13回情報化学討論会講演要旨集. 33-36 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 岡田 孝,河井 俊一,木下 悦子,米田 幸夫: "共通基盤としての基礎化学知識ベ-スの開発" 第13回情報化学討論会講演要旨集. 239-242 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 鬼頭 繁治,服部 忠,村上 雄一,米田 幸夫: "不均一系触媒反応知識ベ-スシステムの開発" 第13回情報化学討論会講演要旨集. 243-246 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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