研究課題/領域番号 |
02650667
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
高分子合成
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
高木 幹夫 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (20024276)
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研究分担者 |
奥 淳一 名古屋工業大学, 工学部, 助手 (70158822)
近藤 順治 名古屋工業大学, 工学部, 助手 (80024347)
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研究期間 (年度) |
1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | マクロモノマ- / pービニルベンジル末端 / 単分散 / ラジカル共重合 / 理想共重合 / 溶媒効果 / 二元鎖多分岐共重合体 |
研究概要 |
1.各種マクロモノマ-合成: 重合性官能基がスチレンタイプの各種(ソフト、ハ-ド、疎水性、親水性の連鎖から成る)マクロモノマ-を合成した。具体的には、アニオンリビング重合法による(Pービニルベンジル)ーポリイソプレン(VBーPIp)、ーポリジメチルシロキサン(VBーPDMSi)、ーポリスチレン(VBーPS)、ーポリ(tーブチルクロトナ-ト)(VBーP(tーBC))、ーポリ(2ービニルピリジン)(VBーP(2VP)):グル-プトランスファ-重合法による(pービニルフェニル)ポリメチルメタクリレ-ト(VPーPMMA):カチオンリビング重合法による(pービニルベンジル)ポリテトラヒドロフラン(VBーPTHF)である。これらのマクロモノマ-合成では、合成条件の詳細な検討によって、何れも単分散性に優れ(Mw/Mn〓1.15)、重合性官能基の高い導入率(>90%)が達成できた。 2.異種マクロモノマ-間のラジカル共重合の検討: ソフト/ハ-ドマクロモノマ-間の共重合として、VBーPSとVBーPTHFとの共重合をより詳しく検討した結果、両者の共重合反応性は溶媒によって著しい影響を受けることが分かった。同様の結果がVBーPS vs.VBーP(tーBC)でも認められ、溶解性が高く広がりの大きい方のマクロモノマ-よりも局部的に凝集状態にあるマクロモノマ-の方が重合しやすい現象が認められた。疎水性/親水性マクロモノマ-間の共重合としてのVBーPS vs.VBーP(2VP)(四級化によって親水性)においても、溶媒による影響が大きく、溶媒の選択(ピリジン)によっては、理想共重合することが分かった。なお、超音波照射効果については、相溶性の非常に悪いVBーPS vs.VBーPDMSiの系で若干の効果はあったものの顕著な効果は認められなかった。この点については、いろいろな系でのさらに詳しい実験を計画している。
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