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ネギ品種の生理・生化学的特性と分化・成立について

研究課題

研究課題/領域番号 02660030
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 園芸・造園学
研究機関宮崎大学

研究代表者

位田 晴久  宮崎大学, 農学部, 助教授 (60151768)

研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードネギ / 品種分化 / アイソザイム / 内生ジベレリン / 発芽適温
研究概要

1.生育ならびに時期別の内生生長調節物質,アイソザイム,葉の表面ワックスの変化を調べるため,日本の代表的品種および中国,韓国,台湾の品種合わせて70品種を,これまで栽培していた京大農学部圃場から,新任地の宮崎大学農学部圃場へ移植した.
2.また新たに遺伝資源として収集した52品種の自殖種子を播種し,南方地域における冬季の発芽・初期生育特性を調べた結果,南方系品種の発芽が優ること,すなわち低温下でも発芽が可能であること,さらに日較差が大きい方が発芽ならびに初期生育が促進されることが明らかになった.
3.各群の代表的な品種について内生ジベレリン活性を経時的に調べたところ,いずれの品種でも高温期には強い抑制活性が認められ,それが10月には促進に転じ,低温期には再び抑制がみられた.しかしその程度には明らかに品種群間差があり,夏季の抑制は南方系品種でより顕著であった.予想に反して冬季の抑制も南方系品種の方が強かったので,これについては追試を行っている.
4.夏ネギと称される一群の品種中にも夏季の生長反応に種々のパタ-ンがありそれらと複数の内生生長調整物質の推移と密接な関係があることがわかった.
5.電気泳動装置を用い,冬季休眠型,冬季非休眠型それぞれ数品種について経特的変化を調べつつあり,生態的特性との関連を検討している.

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Haruhisa Inden: "Classification of Japanese bunching onion (Allium fistu losum L.)" Proceedings of International Symposium of Horticultural Germplasm,Cultivated and Wild,Beijing. (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 位田 晴久: "葉ネギにおける苗の乾燥の効果" 園芸学会雑誌. 59. 438-439 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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