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貯水池の湖面蒸発量および熱・水収支に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02660241
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 農業土木
研究機関高知大学

研究代表者

紙井 泰典  高知大学, 農学部, 助教授 (90169615)

研究分担者 近森 邦英  高知大学, 農学部, 教授 (10036717)
研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
1991年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード湖の熱収支 / 湖面蒸発量 / 水温 / 電気伝導度 / 貯水池 / 蒸発量 / 熱収支 / 湖の蒸発量 / 湖の水温 / 水面蒸発
研究概要

1.ダム湖の水温変動(永瀬ダム湖)
永瀬ダム湖の年間水温変動は,春から夏にかけて成層状態で上部から下部に向かって高くなり,途中で洪水の影響を受けながら水温分布が変化し,秋から冬にかけて放熱し,水温が全層一定に近づく成層型である.湖水温はダム堤体上流300m程の位置に浮かぶゲートの上で,0m,1m,2m,2.5m,3m,3.5m,5m,以下40m深まで5mピッチで測定し、水面気温と湿度,上流の突堤上で風向・風速を測定した.
平成2年8月31日〜9月5日の湖水温は,日中気温の上昇につれて水面温度も上昇し,夜間低下する.水面に比べると,水面下1mの水温の変動は変動幅が大きい.水深5mより深い水温は,日変動はごくわずかである.平成2年10月17日〜10月26日までの水温変動は,日変動の幅が小さくなり,水温の低下は水深2mまでで著しい.
平成3年2月15日〜18日の水温変動を見ると,洪水流入の影響と思われる顕著な水温上昇が観測された.春期の湖水温の上昇が始まるのは,水深5mは平成3年3月7日から,水深15mは3月13日から,水深25mは3月23日から,水深40mは4月2日からである.
2.湖面蒸発量
湖面蒸発量の計算方法としてはボウエン比法によった.平成3年3月の顕熱伝達係数は0.078,潜熱伝達係数は0.117, 蒸発量は3.7mm/day,同4月のそれらは、0.068, 0.102,4.2mm/dayであった.
ダム湖の対流現象(対流セル)の熱映像解析
3.サーモトレーサー(日本電気三栄製)によって,平成3年11月1日〜2日,同11月12日〜13日の午後19時〜午前9時の16時間撮影した.水温波長は概して15〜 .45cm,平均30cm程度,水温波高は0.4〜1.4℃で、平均1.0℃程度であった.

報告書

(3件)
  • 1991 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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