• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

肥大心における虚血時の細胞内カルシウム動態に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02670390
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 循環器内科学
研究機関京都大学

研究代表者

小西 孝  京都大学, 医学部, 助手 (50178290)

研究分担者 村上 知行  京都大学, 医学部, 講師 (00190885)
久萬田 俊明  京都大学, 医学部, 助教授 (70127760)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードインドー1 / 細胞内カルシウム / 摘出潅流心 / 陰性階段現象
研究概要

目的:左室肥大を有する患者で,心臓に速い電気刺激をすると,左室拡張末期圧の上昇が著明である。その原因の一つとして,細胞内カルシウム動態の異常が注目されているので,その測定を摘出心臓で行う必要がある。今回は,摘出潅流心における細胞内カルシウム測定系の確立と,正常心において電気刺激頻度の違いによる細胞内カルシウム動態の変化について検討した。方法:顕微式細胞内カルシウム測定装置をファイバア-アタッチメントを用いて改造し,潅流臓器で使用可能とした。心機能抑制程度と信号のS/N比より蛍光色素の内Indo 1を用いて,ラット摘出心を3Hzと5Hzで電気刺激して細胞内カルシウム動態を検討した。結果:ラットは陰性段階現象を示すので,刺激頻度が増加すると左室発生圧は減少したが,収縮期および拡張期カルシウム濃度はともに軽度増加した。しかしカルシウムトランジェントの振幅は減少したため,左室発生圧とカルシウムトランジェントの振幅は良い相関を示した。今後,ラットの肥大心を用いて速い電気刺激の影響を検討する予定である。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi