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生物発光法による試験管内での抗原感作の模索とアレルギー疾患の診断への応用

研究課題

研究課題/領域番号 02670428
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関東京大学

研究代表者

早川 浩  東京大学, 医学部(方), 助教授 (80107507)

研究分担者 高見沢 勝 (高見澤 勝)  東京大学, 医学部(方), 助手 (40216784)
薦田 房子  東京大学, 医学部(方), 助手 (50107603)
岩田 力  東京大学, 医学部(方), 講師 (00134578)
研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード化学発光 / PHA / 卵白アルブミン / ラクトアルブミン / 食物アレルギー / アトピー疾患 / リンパ球 / 好中球 / 食物アレルギ- / FMLP / アレルギ-疾患
研究概要

乳児健康診査において食物アレルギーを疑われた症例を中心として、1年後の転帰をアンケート調査し、食事を中心とする保健指導の効果を推測する資料を加えた。
これらの症例の中から対策と選び、健康成人および免疫不全症の症例を対称として、末梢血白血球のPHA刺激によるルミノール化学発光を測定したところ、食物アレルギー児、健康成人等では有意の化学発光量の増強効果が観察され、細胞性免疫不全のある症例では認められなかった。この方法は今後臨床検査として応用される可能性があることが示された。
次に同様にして抗原物項に対する反応を、卵白アルブミンとラクトアルブミンについて、夫々卵白あるいは生乳アレルギーをもつ症例について、健康成人を対照として模索した。
被検者の選定が困難であったので、例数が予定より少く所期の検討が十分できなかったが、これら抗原に対しても軽度ではあるが感作されていると考えられる対策においては化学発光が認められ、然らさる対策ではこれを認めなかった。但し感作をされていると考えられる対策においても反応が認められない場合もあり、今回施行した方法には感度や特異性の点でさらに検討の余地が残されているものと考えられた。認められた反応は抗原に接した直後に見られ、4-5日間抗原とともに培養した後では見られなかった。これはこの発光の機序を考察する上で重要な所見と考えられた。
今後上記の検討をさらに進める予定である。

報告書

(3件)
  • 1991 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 岩田力: "東京都文京区におけるアレルギー健康調査について(第2報)" 小児科臨床. 44. 2645-2650 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1991 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Tsutomu Iwata et al.: "Health consultation and follow-up survey of stopic infants in Bunkyoku, Tokyo (Second report). (in Japanese)" Shonika-Rinsho. 44. 2645-2650 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1991 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 岩田力: "東京都文京区におけるアレルギ-健康診査について" 小児科臨床. 43. 2645-2650 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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