研究課題/領域番号 |
02670486
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
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研究機関 | 奈良県立医科大学 |
研究代表者 |
宮川 幸子 奈良県立医科大学, 医学部, 助教授 (30094626)
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研究分担者 |
岡田 奈津子 大阪大学, 医学部, 講師 (60135697)
吉岡 章 奈良県立医科大学, 医学部, 助教授 (40106498)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1991年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1990年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 抗核抗体 / 抗ENA抗体 / 特発性血小板減少性紫斑病 / iopathic throbocyopenic purpura / antinuclear antibodies / antiーENA antibodies |
研究概要 |
膠原病の確実または疑い例の血清中の抗核抗体の定性をル-チンに行い、臨床像との関連を追求している過程で、新しい抗核抗体(仮称TPNA)を見いだした。この抗体は現在までに同定されているRNP/Sm,SSA/SSBなど20余種類の抗核抗体とは、蛍光抗体法、ゲル内沈降法、immunoblottingの各所見および疾患特異性の点で異なっている。 ImmunoblottingではTPNAの認識するペプタイドは、ウサギ胸腺抽出液の99Kd,98Kd,96Kd,KB cell抽出液の99Kdであった。TPNAは抗核抗体陽性360症例中、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の2例に認められ、1例は8年後にSLEを発症した。 輸血部の協力を得て、成人ITP患者66例の血清についてTPNAのスクリ-ニングを施行したが、陽性例はなかった。従ってTPNAはITPのマ-カ-抗体として診断に応用はできないと推定された。TPNA抗原の同定に関しては、その単離を進めている段階であるが、現在までのところDNA結合性蛋白である可能性が考えられている。
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