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CTによる骨量測定における脂肪髄の影響の補正の検討

研究課題

研究課題/領域番号 02670488
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関秋田大学

研究代表者

新藤 雅章 (1991-1992)  秋田大学, 医学部, 講師 (00108929)

渡会 二郎 (1990)  秋田大学, 医学部, 助教授 (10107203)

研究分担者 石川 博久  秋田大学, 医学部, 助手 (00168204)
清野 康夫  秋田大学, 医学部, 助手 (00163072)
佐志 隆士  秋田大学, 医学部, 助手 (90154020)
真山 一郎  秋田大学, 医学部, 助手 (00229600)
戸村 則昭  秋田大学, 医学部, 助手 (90143049)
新藤 雅章  秋田大学, 医学部, 講師 (00108929)
研究期間 (年度) 1990 – 1992
研究課題ステータス 完了 (1992年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1992年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1991年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード骨量測定 / QCT / MRI / 脂肪髄 / QCT(Quantitative CT)
研究概要

CTにおける腰椎ファントムでの骨塩定量の再現性、CTにおける正常ボランティアでの骨塩定量の再現性が比較的良好な結果であることを確認した。また、0.5TMRI(RESONA)において、triple phase contrast法を用いた水・脂肪分離画像からの水、脂肪の割合の測定は可能であった。ファントムでの基礎的検討を行ない、至適撮像パラメータがTR100msec以上、TE45〜60msecとなることを確認した。人体においては腰椎腹側にSATをかけることで呼吸・腸管の動きに対する影響が減少し、連続して施行した2回のMRIにおいても、再現性の向上が得られ、各種パラメータの影響も検討し、TR1000msec以上、TE40msec以上、FOV30〜42cm、表面コイル使用が適当であると確認した。正常ボランティアに対して、1週間隔でのCTならびに0.5TMRIでの再現性を確認したが、CTでは良好であったが、MRIでは再現性が乏しかった。牛の尾骨を用いて、CTでの骨塩量を測定し、MRIで測定した脂肪量から補正した骨塩量は、化学分析法によるCa含量実測値より近似する事を確認できた。しかし、DIXON変法を用いたMRIでは臨床例において再現性に問題があり、CTに近い再現性が得られなければ、人体での応用は適当ではないと考えられた。

報告書

(4件)
  • 1992 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1991 実績報告書
  • 1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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