研究課題/領域番号 |
02670506
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | (財)東京都老人総合研究所 |
研究代表者 |
外山 比南子 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 研究員 (50180188)
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研究分担者 |
織田 圭一 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 助手 (70224235)
千田 道雄 東京都老人総合研究所, ポジトロン医学研究部門, 副参事研究員 (00216558)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1990年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | Nuclear Medicine / AI / Computer System / Network / Image Processing / Work Station / Data Base / PET / Report System / Fuzzy / 核医学 / 画像処理 / 人工知能 / ポジトロンCT / レポ-ト作成システム / デ-タ、ベ-ス |
研究概要 |
本研究では2年度にわたって画像処理システムの開発を行った。初年度はシステムの設計とハ-ドウェア-の構築を行った。その結果各装置のネットワ-ク化がほぼ完成しデ-タの転送、ログイン、デ-タファイルのフォ-マット変換、デ-タベ-スへのデ-モンによる登録が可能となった。次年度は、各種機能の異なる装置、システムを人工知能技術を導入したワ-クシ-ト方式により結合した。すなわち、デ-タベ-スへの登録を各処理の過程(デ-タ収集時、変換時、解析時、レポ-ト作成時など)で行って出来るだけ自動化した。画像処理に必要なデ-タの検索、パラメ-タの入力にワ-クシ-トとプログラム内における複雑な判断過程を導入して、操作性を高めた。また、汎用のコンピュ-タとソフトウェアを基本に構成して、将来にわたっての拡張性、互換性を配慮した。ハ-ド的な特徴は次のようになる。1)機能を分散し、デ-タ収集、再構成と画像解析、処理、表示を別の装置で行う。2)ネットワ-ク化。3)マルチウィンドゥとマウス操作4)汎用のUNIXマシンを採用。5)高速演算機能、汎用性の高いサブル-ティンパッケ-ジ(例えば、数学ライブラリIMSL、AVSなど)を使用できる汎用機を採用。ソフトウェアの特徴は1)AVS(Application VisualizationSystem)を基本にしたモジュ-ルを用いたプログラム開発、2)Xーウィンドウ等汎用ソフトウェアを使用。3)市販のデ-タベ-ス(GBASE)を採用し、デ-タ収集、デ-タ解析、レポ-ト作成、デ-タベ-ス著積を一貫して行う。PET、γカメラ、SPECT、XCT、MRI画像をネットワ-ク上に取り込んで画像処理するために4)全てのデ-タをNEMA規格に準じた統一したフォ-マットに変換する。必要最小限の操作を目的として、キ-ボ-ド入力を少なくするために、5)マウス操作とワ-クシ-トによる入力を取り入れた。
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