研究課題/領域番号 |
02670640
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 関西医科大学 |
研究代表者 |
河本 圭司 関西医科大学, 医学部(脳神経外科), 講師 (70077741)
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研究分担者 |
坂井 信幸 関西医科大学, 医学部(脳神経外科), 助手 (30225768)
沼 義博 関西医科大学, 医学部(脳神経外科), 助手 (40208278)
川上 勝弘 関西医科大学, 医学部(脳神経外科), 講師 (40186060)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | brain tumor / glycoprotein / EGF / EGF-receptor / flow cytometry / oncogeme / DNA-histogram / EGFーR / FcM / DNA / Glyco protein / flow cytometny / brain tuwor |
研究概要 |
本研究にあたり、下記の研究成果が得られたので報告する 〔1〕フローサイトメトリーによる脳腫瘍のcell Kinetics 種々の脳腫瘍の生物学的特性を研究する上でフローサイトメトリーは有効な方法となっている。脳腫瘍の中でPNETについての報告や、培養細胞の増殖様式に違いがあることを明らかにすることができた。またploidyの新しい分類も提案した。 〔2〕フローサイトメトリーによる抗癌剤の作用機序の解明 1)シスプラチンやカルボプラチンは、S期、G_2M期に作用する 2)NK細胞の無菌的分取による抗腫瘍効果と、IL-1添加による抗腫瘍増強効果がある 3)LAK細胞のin vitroでの効果と作用機序を明らかにした。 〔3〕脳腫瘍における癌遣伝子の発現 脳腫瘍培養株を用いて、C-wyc遺伝子の発現を免疫染色とFCMによる陽性細胞を測定することが可能になった。 〔4〕脳腫瘍における糖鎖抗原の発現について 株化細胞(KB細胞)、次に脳腫瘍、肺癌、子宮癌、頭頸部癌などについても検索し、脳腫瘍では転移性腫瘍、上皮性癌に陽性率が高いことが判明した。FCMにより簡便に測定することができた。 〔5〕EGF、EGF-R発現について 固定による差があること、EGFは多くの脳腫瘍に発現すること、悪性癌に関係すること、FCMで簡便に測定可能であった。
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