• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ポリエンマクロライド抗生物質ペンタマイシンの合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 02670969
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関理化学研究所

研究代表者

中田 忠  理化学研究所, 有機合成化学研究室, 主任研究員 (50087524)

研究分担者 末永 俊朗  理化学研究所, 有機合成化学研究室, 研究員補
研究期間 (年度) 1990 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1991年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードポリエンマクロライド / ペンタマイシン / 1,3ーポリオ-ル / 亜鉛ボロリドリド / Dーマンニト-ル / WittingーHorner試薬 / 不斉アリル化 / 不斉アルド-ル反応 / ポリオ-ル / ポリエン / 合成 / ラクトン化 / リンゴ酸 / マンニト-ル / 亜鉛ボロヒドリド / 1、3ーポリオ-ル / アルド-ル縮合
研究概要

ポリエンマクロライド抗生物質は化学療法の立ち遅れている真菌症に極めて有効であるが,この分野の合成研究はほとんど進展していない。ポリエンマクロライド抗生物質の一つのペンタマイシン(8)の全合成を目的とし研究を行なった。なお,本研究途上ペンタマイシン(8)のCー26,27の位の立体配置は記載上の誤りがあり,図のように訂正された。Dーマンニト-ルより合成したアルデヒド1をBrownの不斉アリル化反応を利用しアルデヒド2に導いた。またEvansの不斉アルド-ル反応を用いてアルコ-ル3を合成し,Zn(BH_4)_2還元反応をへてアルデヒド4に導いた。両アルデヒドを我々の開発した1,3ーポリオ-ルの連結型合成法で縮合しケトン5とし,5の異性化,ケトン基の還元的除去,ベンジル保護基の除去,酸化反応をへてケトン6を得た。6にWittigーHorner試薬によるジエン導入を繰り返し,ポリエン部を導入しセコ酸に相当する化合物7の合成に成功した。しかし,その閉環に関してはいまだ満足する結果を得ていない。Cー13位の保護基が閉環に適したコンホメ-ションをとるのを妨げている可能性があり,その脱保護後の閉環を検討する予定である。

報告書

(3件)
  • 1991 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi