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胎盤性ラクトゲンの作用機序の解明

研究課題

研究課題/領域番号 02671035
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 医学一般
研究機関明治大学

研究代表者

針谷 敏夫  明治大学, 農学部, 専任講師 (70135557)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1990年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード胎盤性ラクトゲン / マウス / レセプタ- / プロラクチン
研究概要

哺乳動物において妊娠中に胎盤より分泌されるホルモンが多数発見されているが、その中でプロラクチン様物質として胎盤性ラクトゲンがよく知られている。しかし、その作用は乳腺において泌乳刺激作用がある以外は未だ不明であり、妊娠中には乳汁分泌が起こらないことを考えると、他に主な役割があると推定できるが、卵巣における黄体刺激作用が示唆されている以外報告は皆無である。本研究は胎盤性ラクトゲンの作用機序を解明するため、そのレセプタ-に的を絞り、レセプタ-の精製、抗体作成を行ない、最後に免疫組織化学的研究より標的器官を特定し、胎盤性ラクトゲンレセプタ-の各種臓器における発現機序を解明することを目的とした。
1.プロラクチンは胎盤性ラクトゲンのレセプタ-に結合することが分かっているので、レセプタ-を精製するためのマウスプロラクチン・アフィニティカラムが作成する目的で、マウスプロラクチンcDNAを用いて大腸菌よりリコンビナントマウスプロラクチンを大量生産することを試みた。大腸菌により発現されたマウスプロラクチンは免疫学的にも、生物学的にも天然のプロラクチンと同じ活性をもち、レセプタ-精製の実験に使用できることが判明した。2.胎盤性ラクトゲンレセプタ-が大量に存在する妊娠マウス肝臓を摘出後、ホモゲナイズし、高速冷却遠心機および超遠心機を用いてマイクロソ-ム分画を収集した。Chapsを用いてマイクロソ-ム分画を可溶化後、アフィニティラベルにより胎盤性ラクトゲンレセプタ-蛋白の性質を調べると約45Kおよび80Kの2種類のレセプタ-蛋白が存在することが示唆された。現在この蛋白をアフィニティカラムにより精製中である。3.今後は精製したレセプタ-の抗体を作成し、免疫組織化学的方法により胎盤性ラクトゲンレセプタ-の各種臓器における局在を追求する計画である。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 針谷 敏夫: "大腸菌を用いてのホルモンの大量生産" 畜産の研究. 45. 109-113 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] T.Harigaya: "Influence of ovariectomy prolactin cell types in mice" Animal Science and Technology.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] M.Yamamoto: "Expression of mouse prolaction cDNA in Escherichia coli." J.Molecular Endocrinology.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2025-11-17  

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