• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

CRF及びACTH関連ペプチドの基礎的、臨床的研究

研究課題

研究課題/領域番号 02671111
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内分泌・代謝学
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

須田 俊宏  東京女子医科大学, 医学部・内科2, 助教授 (30075452)

研究分担者 佐藤 雄二  東京女子医科大学, 医学部・内科2, 助手 (80162494)
研究期間 (年度) 1991
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
キーワードCRF / POMC / 糖質コルチコイド / 視床下部 / 下垂体 / CRF結合タンパク
研究概要

【目的】
2. CRFー結合蛋白(CRFーBP)の内分泌学的検討と純化。
3. Cushing病の病態生理を検討するため、下垂体腺腫細胞のGR mRNAのcharacterizationを行った。
【方法】
1. ラットに両側副賢摘出術を行い、糖質コルチコイド(GC)投与群と非投与群との間で、脳内及び下垂体前葉のPOMC、CRF及びGR mRNAsの変動をNorthern blot法で解析した。
2. CRFーBPのGCによる影響を調べるため、各種内分泌疾患の血中CRFーBP結合能をcrossーlink法で解析した。
3. CRFーBPをaffinity column、HPLC、SDSーPAGEを用いて純化した。
4. Cushing病下垂体腺腫細胞を単層培養した後、GR mRNAを抽出、Northern blot法で解析した。
【結果】
1. 視床下部、下垂体のCRF、POMC、GRの各mRNAは、両側副賢摘出で増加し、GCでdown regulationを示した。
2. CRFーBPレベルは、糖質コルチコイドで減少した。
3. SDSーPAGE上、single bandのCRFーBP fractionが得られた。
4. Cushing病下垂体腺腫細胞のGR mRNAは、視床下部GR mRNAとNorthern blot法による解析で差がなかった。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] TOSHIHRO SUDA: "Interleukinー1 stimulates corticotropinーreleasing factor gene expression in rat hypothalamus." Endocrinology. 126. 1223-1228 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] TOSHIHIRO SUDA: "Glucocorticoids decrease a binding of corticotropinーreleasing hormoneーbinding protein in human plasma." J.Clinical Endocrinology & Metabolism. 71. 913-917 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] YORIKO NAKANO: "Effects of sex steroids on βーendorphin release from rat hypothalamus in vitro." Brain Research.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] TAKASHI SUMITOMO: "Angiotensin II increases the corticotropinーreleasing factor messenger ribonucleic acid level in the rat hypothalamus." Endocrinology.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 戸澤 史子: "CRF結合蛋白に関する基礎的検討" 第1回ACTH研究会記録. 1-5 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] TOSHIHIRO SUDA: "Presence of CRHーBinding protein in amniotic fluid and in umbilical cord plasma" Acta Endocrinologica.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1993-08-11   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi