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トレ-ニング期におけるスポ-ツ選手の身体組成向上についての栄養摂取からの検討

研究課題

研究課題/領域番号 02680117
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関中京大学

研究代表者

北川 薫  中京大学, 体育学部, 教授 (00012493)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1990年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード身体組成 / たん白質 / スポ-ツ選手 / 食事
研究概要

1.被検者は大学陸上競技部男子投てき選手17人(18〜21才)で,体重と身体組成に差のないように2群に分けた。2.両群の平均1日当りのエネルギ-摂取量はI群が1.5g/kg/日,II群が2.1g/kg/日でビタミンとミネラル類はRDAを十分に充足した。3.摂取エネルギ-に対する脂質摂取量の割合が減少した事によると考えられる体脂肪量の減少がI群にみられたものの,両群ともにLBWの増減はみられなかった。4.皮脂厚,周径囲には変化がみられなかった。5.筋力,全身パワ-は特にトレ-ニング方法の影響を受け易いため,たんぱく質摂取量の多少における影響としては判断しにくいが,全身パワ-がII群で上昇した。6.RBC,Hb,Htについては両群とも正常範囲内にあった。また,規定食摂取前において正常範囲外にあったBSとSFeは,たんぱく質摂取量の多少にかかわらずRDAを充足する食事をすることで正常範囲内にまで変化し、その他に変化した項目については正常範囲内での変化であった。7.窒素出納は両群共に正出納であった。以上の結果から,エネルギ-摂取量が等しければ過剰なたんぱく質の摂取は鍛練者である投てき選手のトレ-ニング期においては,LBWの増加に寄与しないことが明らかとなった。また,本研究での規定食では身体諸機能の指標としての血液成分で好転現象がみられ,悪化することはなかった。これらのことから、本研究での条件下におけるスポ-ツ選手の食事としては適切であったと考えられる。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 北川 薫,西崎 優子: "たん白質摂取量の違いが身体組成と身体諸機能に及ぼす影響" 体力科学. 39巻6号. 552 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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