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体捻転筋力テストの開発とその応用:特に投運動成績におよぼす体捻転力について

研究課題

研究課題/領域番号 02680119
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関大阪体育大学

研究代表者

金子 公宥  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (00067232)

研究分担者 淵本 隆文  大阪体育大学, 体育学部, 講師 (90133537)
宍倉 保雄  大阪体育大学, 体育学部, 助教授 (60067254)
山崎 武  大阪体育大学, 体育学部, 教授 (50067237)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード体捻転 / 筋力テスト / パワ-
研究概要

【目的】体捻転トルクおよび体捻転パワ-の測定装置を開発した。本研究ではこの装置を用いてスポ-ツ選手(投てき選手)の静的トルクを測定し、彼らの特徴を明らかにしようとした。
【方法】1.装置の開発:鉄製の回転支柱を背にして立ち、肩グリッパ-を力点として上体を回転させると、ストレンゲ-ジ力量計または荷重に伝わり、静的トルクやパワ-が測定できる装置を開発した。
2.男子投てき選手9名(19ー21歳)と一般男子3名(22ー41歳)について、正面向きを0°とした種々捻転角で左方回転と右方回転の静的最大トルクを測定した。なお、角度の符号(+ー)は、左方向へのトルクを発揮する場合は、正面より左向き姿勢の角度をプラス、右向き姿勢の角度をマイナスとした。
【結果】1.トルクは、腰固定と腰自由の両条件下でほとんど変らない値を示した。
2.トルクは、マイナスの捻転角の増加とともに増加し、プラスの捻転角の増加とともに減少した。そのレベルは、0°のトルクを100%とするとー40°で120〜130%、+40°で50ー55%であった。
3.一般男子では左方回転(右手で投げる時と同じ方向)のトルクの方が右方回転より大きく、この傾向は、トルクの値が大きいマイナスの角度のときより顕著であった。しかし、投てき選手では左方回転と右方回転の間にほとんど差が見られなかった。
4.トルクの大きさは、一般人の50ー140N.mに対し、投てき選手は80ー180N.mであった。投てき選手のトルクは、左方回転で一般人より45ー60%高く、右方回転で15ー30%高かった。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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