研究課題/領域番号 |
02680227
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
堀口 純子 筑波大学, 文芸言語学系, 助教授 (00052283)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1992
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研究課題ステータス |
完了 (1992年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1992年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1991年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 日本語教育 / 日本語学習者 / コミュニケーションストラテジー / 縮約形 / 話ことば / 日本語教科書 / 方言音声 / コミュニケーション能力 / 初級日本語教科書 / 日本語ビデオ教材 / 文型中心 / コミュニケ-ション重視 / 方言桃太郎 / 話しことば / 話し手 / 聞き手 / 省略 / 予測 / デ-タベ-ス / CAI教材 |
研究概要 |
1.データベース作成について (1)日本語の話しことばおよび中級日本語ビデオ教材のシナリオのデータベースを作成した。 (2)日本語教科書の会話部分および日本語学習者の対話と聴き取りのデータベースを作成した。 2.データベースの作成について (1)上記のデータベースを利用して、次のような分析を進めた。 (1)縮約形のデータベースを作成し、それを分析して縮約形の練習のためのCAI教材を作成した。 (2)相づちと予測のデータベースを作成し、聞き手のコミュニケーションストラテジーを明らかにした。 (3)方言桃太郎の「ドンブラコ・ドンブラコト」の部分のデータベースを作成し、それをデータとして方言における清音と濁音および促音、撥音、長音の日本語学習者による聴き取りについて分析した。 (4)方言桃太郎における文末のデータベースを作成し、日本語学習者による文末の聴き取りについて分析した。 (2)上記のデータベースを利用して、次のような分析が進行中である。 (1)話の切り出し、話順獲得、話順促し、言い淀み、などを分析することによって、会話のストラテジーを明らかにしようとする。 (2)「ああ」「ええ」「まあ」「いや」「だから」「だって」「なんか」「ちょっと」「けど」「〜て」「〜し」「〜じゃない」などを分析することによって、言語形態の会話におけるストラテジーとしての機能を明らかにする。 (3)初級日本語教科書に見られる縮約形のデータベースを作成し、それの類似型と数量的分析が進行中である。
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