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高校化学における生徒の科学的態度に及ぼす個人実験の影響に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 02680244
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関国立教育研究所

研究代表者

松原 靜郎  国立教育研究所科学教育研究センター, 室長 (50132692)

研究分担者 猿田 裕嗣  国立教育研究所科学教育研究センター, 研究員 (70178820)
三宅 征夫  国立教育研究所科学教育研究センター, 室長 (50000071)
研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
キーワード個人実験 / 生徒実験 / 教師調査 / 科学的態度 / 科学観調査 / 調査研究 / 化学教育 / 高等学校
研究概要

東京地区の4教諭と新潟県および栃木県の教育センタ-指導主事二人を研究協力者とし、個人実験としえる項目を検討した。調査対象は東京、新潟、栃木から計13の普通高校を選び、2年の複数のクラスを対象とした。
1学期は個人実験1テ-マと事前調査としての科学観調査とを作成実施し、2学期は4テ-マの個人実験教材を作成し、各校の進度に合わせて個人実験2テ-マを選び実施した。3学期は事前調査と同様の科学観調査および実験テストを実施した。また、生徒の関心や意欲、態度の変化をみるため、毎回簡単な調査を実施し、教師に対しても教師からみた生徒の実験に対する態度や教師の手間などに関する項目を調査した。
個人実験教材の作成および実施の際は、全体像を把握しやすいよう実験の概要を記載し、また、操作の説明はなるべく簡潔にすること、器具等を自由に使用させるため、器具の使用方法に影響を及ぼしやすい図などはなるべく少なくすること、実験結果の予想など、生徒自身で考えさせる項目を入れるようにすること、試薬量などを考慮して少量実験を採用し、器具はパレットや注射器などの廉価な消耗品を使用することなどの配慮をした。
今回の個人実験に対する教師質問紙への回答は次のようであった。
1.9割方の教師が普段は実験に対して消極的な態度を示す生徒も取り組んでいたとしていた。
2.実験内容としてはほぼ8割が肯定的な回定であり、また器具も8割が適切であり、試薬量は普段と同じかまたはより少なくて済んでおり、スペ-スの面でもほぼ普段と同じとする回答が多かった。
3.実験準備は2〜3時間が6割近かったが、7割程度の教師がグル-プ実験より手間がかかるとしていた。2月に実施した実験テスト等を除き、教師質問紙や個人実験の結果は報告書資料としてまとめた。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書

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公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

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