研究課題/領域番号 |
02805051
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
船舶抵抗・運動性能・計画
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研究機関 | 東海大学 |
研究代表者 |
寺尾 裕 東海大学, 海洋学部, 助教授 (10138638)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | 波浪推進 / 波浪中の抵抗減少 / 波エネルギ-利用 / 波エネルギ- |
研究概要 |
波浪推雄船の波浪中の運動を計算する為に、波浪推進船の運動の定式化を行い、運動推定の為のプログラムを作成し運動および推力の発生を以下の手順で、新たに導入したEWSを用いて計算した。 1.波浪中の船体運動係数を計算した。船体は1990年度に実海域試験に用いた船体を想定し、船体運動係数はOSMにより計算した。 2.波浪中の翼の影響を計算した。波浪中を直進する翼は振動翼であるが、準定常翼として取扱い翼に作用する流体力の計算を行った。 3.1.2.より求まる運動係数を用い波浪中の強制力から船体運動を推定した。 4.波浪中の抵抗増加を、船体運動を計算した上でGerritsumaの式を用い、翼の有無についての波浪中抵抗増加を計算した。 これらの計算の結果、 1.振動翼があると船体縦運動は最大で50%の低下が期待出来る事がわかった。 2.しかし一枚の水中翼では上下揺れの減少は期待出来ない。 3.翼推力の増加および運動減少の影響から、いわゆる「浪波中抵抗増加」が減少する事がわかった。 4.1.2.の複合効果により波浪中で波浪推進船は、波浪推進装置のみで自曳出来る可能性が有る事が示され、実海域実験の結果を証明出来た。 次に水中翼の大きさにより運動の最適化が可能か検討を行い、翼弦長の最適値が有る事が判明した。また船体動揺制御方法の最適化を、翼角度制御により運動および推力がどのよう変化するかを調べ、翼推力最大条件と船体運動減衰の最適値を求めた。
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