• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

翼手類の実験動物化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 02808008
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 実験動物学
研究機関大阪市立大学

研究代表者

原田 正史  大阪市立大学, 医学部, 助手 (20117964)

研究期間 (年度) 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1990年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード実験動物化 / 翼手類 / 飼育実験 / 遺伝学的分析
研究概要

本研究は翼手類の実験動物化の基礎デ-タ-として、飼育条件の確立およびこれらの遺伝学的特性を明らかにすることを目的としておこなわれた。各地で採用調査をおこない、飼育実験用サンプルおよび遺伝学的分析のためのサンプルを採取した。飼育実験に使用したコウモリ類はモモジロコウモリ、シナノホオヒゲコウモリ,テングコウモリ,コテングコウモリおよびユビナガコウモリの5種である。飼育飼料は市販のミルワ-ムを一部あたえ,人工飼料として蛹粉(2),バナナ(1),チ-ズ(1),および卵黄(1)を練り合わせたものを凍結保存しておき、これを毎日与えた。コウモリはすぐにこの人工飼料に慣れ、餌入れにいれておくだけでよく食べた。
飼育条件として、ユビナガコウモリが一番空中湿度が必要と考えられ飼育が困難であった。また死亡の原因は給水器の事故など飼育ケ-ジにさらに工夫が必要と考えられた。モモジロコウモリとテングコウモリは現在も飼育中である。今後、繁殖実験へ研究を発展させていきたい。
遺伝学的基礎デ-タ-として、特に細胞遺伝学的、タンパク多型、ミトコンドリアDNAの解析および各種の培養細胞の収集を目的とした。採取した個体から培養用サンプル,プラズマ、血球および臓器を採取しー80℃に保存した。また,培養した細胞は液化窒素ー180℃で保存している。タンパク多型およびミトコンドリアDNAの分析を来年度からおこなう計画であるが,本研究員が本年のみしか支給されないのは残念なことである。

報告書

(1件)
  • 1990 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Harada Masashi: "Albinism in the Japanese Largeーfooted Bat,Myotis macrodactylus." Journal of the Mammalogical Society of Japan.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1990-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi